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林寧生特任助教がIEICE Electronics Express (ELEX) Best Paper Award(電子情報通信学会)を受賞しました


林寧生特任助教 

2020年ELEX Best Paper Awardとして選ばれました。
受賞おめでとうございます!

論文題目:Characterization of cascaded forward Brillouin scattering seeded by backward stimulated Brillouin scattering in optical fibers
著者:Neisei Hayashi, Yosuke Mizuno, Heeyoung Lee, Kentaro Nakamura, Sze Yun Set, Shinji Yamashita
掲載号:IEICE Electronics Express, Vol.17, No.12, pp. 20200139 (2020)

【論文の概要】
本論文は光ファイバセンサに応用可能な光ファイバ中の非線形現象(ブリルアン散乱)に関する論文である。逆方向伝搬ポンプ・プローブ光を用いて後方誘導ブリルアン散乱により多段前方ブリルアン散乱光を生成する方法を提案し、実験(図1: 実験系)による詳細なブリルアン特性の評価を行った(図2: 多段ブリルアン散乱の発生)。信号対雑音比のポンプ光・プローブ光強度依存性(図3: 多段前方ブリルアン散乱のポンプ光依存性)やブリルアン周波数シフトの温度依存性等を実験的に評価した上で理論値と同等程度な値を実証した。本論文における提案手法により、例えば光ファイバを用いた音響インピーダンスセンサに応用することによって、より詳細な地中の原油の調査やより詳細な人体の検査への扉が開かれる。本論文の成果は学術的な価値があると同時に、また産業的にも今後のBeyond5G, 6Gアクセスネットワークをベースとした次世代IoT・センサネットワークにおいて音響インピーダンスセンサのみならず、温度センサ、歪センサ等にも応用できる。

図1: 実験系(逆方向伝搬ポンプ・プローブ光を用いて後方誘導ブリルアン散乱により多段前方ブリルアン散乱光を生成する)

図2: 多段前方ブリルアン散乱光発生(左:プローブの中心周波数をファイバ長手方向のブリルアン散乱光の周波数に合わせた場合, 右:プローブの中心周波数をファイバ長手方向のブリルアン散乱光+径方向のブリルアン散乱光の周波数に合わせた場合)

図3: 評価(多段前方ブリルアン散乱のポンプ光依存性)