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2021年度WEBキャンパス(オープンキャンパス)


2021年オープンキャンパスはオンラインで第4木曜日を基本に毎月開催します。

GPI教員がリレー方式にて、光技術や本学の取り組みに関わる話題をわかりやすく解説いたします。
どうぞお気軽にご参加ください。

本セミナーはオンラインでの開催となりますため、お申込みいただいた方にのみにご参加用のURLをご案内いたします。

開催概要

※第4期WEBキャンパスは2022年4月28日に開催予定です
第3期 第11回 2022年2月24日(木)15:00~16:00
ダイバーシティ&インクルージョンがなぜ必要か? ―科学技術を社会の豊かさに繋げる資本市場の役割に注目して― 
【尖端光産業経営分野 姜准教授】
開催方式 インターネット経由(Zoom Webinarを使用します)
参加費 無料

第3期第11回 プログラム

たくさんのお申込みをありがとうございました。
受付を終了いたしました。
2022年2月24日(木)15:00~16:00 
教員発表 ダイバーシティ&インクルージョンがなぜ必要か?
―科学技術を社会の豊かさに繋げる資本市場の役割に注目して―

尖端光産業経営分野准教授 姜理恵

昨今、資本市場で「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」の重要性が声高に叫ばれています。
D&Iとはどういう意味なのか?
なぜそれが必要なのか?
また、資本市場で必要とされることが、なぜモノづくりの現場(生産物市場)でも必要なのか?

本講義では、科学技術を社会の豊かさに繋げる資本市場の役割に注目しながら、なぜ今、日本企業にD&Iが求められているのか解説していきます。
当日は、世界的にみても特に日本で遅れている「ジェンダー・ギャップ是正」すなわち「男女格差」の問題にも踏み込んで話を進めます。
申込締切:2022年2月22日17時

参加方法

WEBキャンパスは「オンライン」にて開催します。(Zoom Webinarを予定)
参加方法の詳細は、お申込みいただいた方に別途メールにてお知らせいたします。

≪お申し込みから受講までの流れ≫
1、講座開催の前日に、視聴方法の概要について、お申込み時にご入力いただいたアドレスに送信いたします。
2、講座当日、15時前には指定URLからご入室ください

参加申し込みはこちらからお願いします

WEBキャンパスのアーカイブを用意しました。
リアルタイムを見逃した方はこちらから過去動画をチェック!


終了したプログラム

第3期第1回 プログラム(終了しました)

2021年4月22日(木)15:00~16:00 
はじめに
教員発表 新型コロナウイルス対策と光技術【バイオフォトニクスデザイン分野教授 江田英雄
概要は下記をご覧ください
終わりに
個別相談会 ・ご希望の方は申込みフォームにてお申込ください。その際に簡単なご相談内容をご記入ください。
(1組あたり15分程度を予定しております)


新型コロナウイルス対策にあたっては,ウイルス学の知識に基づいて、日々更新されるデータを検討することが必要となる。
マスコミから提供される情報やインターネットから得られる情報をどのように判断して、どのように対処するのか、各自の姿勢が求められている。
今回は、光研究者の立場からウイルス学を学んだ経緯を示し、テキストのオリジナル部分を示しつつ概要を紹介する。
さらに深紫外線が新型コロナウイルスに有効であることを報告した英語論文を取り上げ、我々が入手できる深紫外線照射装置を使うために注意すべき点について、装置の発光スペクトル計測結果などとともに示したい。

第3期第2回 プログラム(修了しました)

2021年5月27日(木)15:00~16:00 
はじめに
教員発表 トレンド光源『中赤外線レーザー』を用いた研究展開について【光加工・プロセス分野准教授 沖原伸一朗
概要は下記をご覧ください
終わりに
個別相談会 ・ご希望の方は申込みフォームにてお申込ください。その際に簡単なご相談内容をご記入ください。
(1組あたり15分程度を予定しております)

◆対象者 :光を用いた樹脂加工、医療応用に興味のある方
      あらたなネタ(事業・研究)探しをしている方
◆時間 :20分程度
◆お話の進め方 :質問を随時受け付けながら進めます

◆内容 :
本学の名前には“光”の文字が入っています。
ここで働く教員は何かしら“光”にかかわる研究をしています。
今回は“レーザー光源”を扱った“加工”に関する研究をしている中で、急激に盛り上がっているトレンド光源の 1つである中赤外線レーザーと研究(加工・医療応用)の展開についてお話をいたします。
中赤外線とは、波長1~6μm程度の領域の光であり、水に対する光の吸収帯域に適合することから、医療用途ではすでに20年以上前から歯の治療などに応用されてきました。
また、樹脂系に対する透過・吸収特性から加工用の光源としても有望視されていた中、5~6年前から高出力の光源が登場し、現実的な工業利用が可能となってきています。

第3期第3回 プログラム(終了しました)

2021年6月24日(木)15:00~16:00 
はじめに
教員発表 「日本人の日本語による世界のためのイノベーション」の起こし方【尖端光産業経営分野教授 増田靖
概要は下記をご覧ください
終わりに

かつて日本的経営が注目されていた。
ほかの先進国(欧米諸国)の経営の仕方とは異なっていたからである。
そして、ジャパン・アズ・ナンバーワンまで成し遂げたのも、日本的経営であった。そこには当然、日本的イノベーションがあった。
日本人がほかの先進国とは異なる経営やイノベーションを行えたのはなぜか? 日本とほかの先進国と異なる点は何か? 
いくつか考えられるかもしれない。
言語経営学のアプローチから論じると、それは、言語「母語」である。日本語と欧米語はまったく異なる言語である。
また、言語は思考と感性に密接に関係している。言語経営学の研究成果から、戦後日本の経済的成功の起点には、「母語としての日本語」があったことがわかった。
本講義では、「日本語と欧米語の違い」、「言語と思考・感性の関係」、そしてSDGsの時代に必要な「日本人の日本語による世界のためのイノベーションの起こし方」を、言語経営学の研究成果をもとに、わかりやすく説明する。

第3期第4回 プログラム(終了しました)

2021年7月29日(木)15:00~16:00 
教員発表 シュリーレン法とレーザーシート法を用いた、見えない空気の流れと空中の微粒子を可視化する光技術のはなし
学長 瀧口義浩


◆対象者:空気中や水中のほこりや微細な汚れでお困りの方
     コロナ禍での新規事業を検討されている方
     光を用いた計測方法を勉強されたい方
◆時間 :原理的な講義 15分+質疑5分
     装置を用いた実演 15分~20分+質疑5分。
◆お話の進め方 :初歩的なご質問などを随時受けてご説明しながら進めます

緑色のシートレーザー光を用いた部屋の空気の汚れの可視化実験

◆内容 :
光を用いた「見えない空気の流れと空中の微粒子・ほこりを見えるようにする」シュリーレン法とレーザーシート法に関しての講義と実験をご紹介します。
シュリーレン法は、点光源と光学素子とカメラを用いて、微妙な大気の屈折率の揺らぎを可視化する方法で、昔からロケットや航空機の表面の空気の流れを可視化できています。今回は、身近な空気の流れのをその場で可視化してみたいと考えています。
レーザーシート法は、レーザー光を薄っぺらなシート状として大気に照射することで、その大気中に存在する微粒子やほこりにおける散乱光をカメラで可視化することで、大気の汚れ具合や、微粒子の流れを可視化できる方法です。
これらの光学的な計測手法は、さまざまな産業領域に使えることをお話しできればと思っております。

手のひらの表面から立ち上がる汗による湯気の可視化像

透明空気を出すエアーダスターのノズルから勢いよく出る空気の流れを可視化した像

第3期第5回 プログラム(終了しました)

2021年8月26日(木)15:00~16:00 
教員発表 時間をかけずに独自のビジネスモデルが構築できる「リーンキャンバス」のつくり方、使い方
光エネルギー分野 教授 藤田和久


新規事業の創出を目指す中小企業、ベンチャー起業家の皆様を対象に、
ビジネスモデルの検討に最適な「リーンキャンバス」のつくり方を解説します。
光の応用技術・事業に限らず、すべての事業開発に使えますのでご活用ください。

【次のような方に最適です】
•新規事業のアイデアを検討したい
•新規事業の計画をブラッシュアップしたい
•事業計画を実現するためのサポートが欲しい
•ビジネスプランコンテストで勝利するポイントを知りたい
•事業を進めるためのお金とノウハウのサポートが欲しい
•Photonics Challenge 2022にエントリーしたい

※本講演はリーンキャンバスセミナーを配信いたします

第3期第6回 プログラム(終了しました)

2021年9月30日(木)15:00~16:00 
教員発表 AM(付加製造)って何だろう?
副学長 坪井昭彦


光造形、積層造形、ラピッド・プロトタイピング、ステレオ・リソグラフィ、フリーフォーミング・ファブリケーション、3Dプリンティング…
RP, SLA, SLM, SLS, 3DP…

それまで様々な名称、様々な略語で呼称されてきた技術群を、2009年、国際的にアディティブ・マニュファクチャリング(AM: 付加製造)として、整理・体系化されることとなりました。

今回は、付加製造技術開発の過去、現在そして近未来について、お話をしたいと思います。

第3期第7回 プログラム(終了しました)

2021年10月28日(木)15:00~16:00 
教員発表 GPI発 新たな事業創出への挑戦
(あなたの新規事業創出パートナー「フォトンリング」)
尖端光産業経営分野特任教授 宇佐美健一

フォトンリングは、会員企業が、新たな事業創出をするため、抱えている課題を会員自らが主体的に解決するための共創、協働を推進する組織です。
 →フォトンリングについて https://www.gpi.ac.jp/research/engineering/photonring/

今までフォトンリングにおける多くの活動は、企業がもつ突出したアイデアを新規事業に育てるために必要な仕組みを整えるとともに、多くの実績を持つ信頼できる外部の事業支援パートナーとの交流を行い、地域の会員企業の事業創出をサポートしてきました。
今後は新たな取り組みとして、フォトンリングを広く地域に根差したものにするための活動にもチャレンジしていきます。

オープンキャンパスでは、フォトンリングの具体的な活動の紹介と将来構想についての話をします。
ご興味ある方は、是非オープンキャンパスにご参加いただけば幸いです。

第3期第8回 プログラム(終了しました)

2021年11月25日(木)15:00~16:00 
教員発表 地上の太陽 レーザー核融合の挑戦(続編:加速する研究開発)
光エネルギー分野准教授 森芳孝

水素同位体燃料にレーザー光を照射して核融合エネルギーを生み出すレーザー核融合の研究開発が加速しています。

国内では7月にレーザー核融合炉の実現を目指すスタートアップEX-Fusuon(えくすふゅーじょん)が立ち上がり、海外では8月に米国からレーザー核融合研究者の50年来の夢であった核融合点火の実現を示唆する成果(核融合出力1.3 MJ達成)がプレスリリースされました。

世界的なSDGs、脱炭素化の流れを追い風に、核融合エネルギーに対する社会の期待が高まりつつあります。
本WEBキャンパスでは、2021年1月にレーザー核融合の状況を紹介し、その後多くの方に録画を視聴いただきました。

今回、最近のレーザー核融合の加速を踏まえ、前回の続編を開催させていただく運びとなりました。

第3期第9回 プログラム(終了しました)

2021年12月23日(木)15:00~16:00 
教員発表 太陽光励起レーザーとそのエネルギー応用
光加工・プロセス分野教授 長谷川和男

太陽光励起レーザー(SPL)は、無尽蔵な太陽光をレーザー光に変換する仕組みである。
その研究の歴史は古く、レーザー研究の黎明期から行われていた。

太陽光発電ではなく、レーザーの特徴を生かしたエネルギー応用技術を目指す。
SPLによるエネルギーシステムの実現には、
①「SPLの高効率化」
②「単色光からの電力等へのエネルギー変換効率向上」
③「エネルギー利用応用技術」
の3つの課題の解決が必要である。

自動車などの移動体へのエネルギー給電、光ファイバによるエネルギー伝送を組み合わせたローカルエリア電力系統システム、宇宙太陽光発電、月面開発に必要なエネルギーの供給システムの実現を目指す。


第3期第10回 プログラム(終了しました)

2022年1月27日(木)15:00~16:00 
教員発表1 素晴らしき質量分析の世界
バイオフォトニクスデザイン分野准教授 内藤康秀
教員発表2 バイオ蛍光顕微鏡の基礎
バイオフォトニクスデザイン分野准教授 横田浩章

素晴らしき質量分析の世界
バイオフォトニクスデザイン分野准教授 内藤康秀

質量分析は、物質を分析する技法の一つで、原子や分子の質量を計測します。
質量分析は自然科学の研究での利用をはじめ、化成品や半導体や新素材などの鉱工業製品の開発、食品や水道水などの安全性に関わる検査、土壌や大気や海洋などの環境中の有害物の調査、薬剤や新しい診断法・治療法の開発、法医学や犯罪捜査での利用、考古学における年代測定、宇宙探査での利用など、幅広い分野で役立っています。
また質量分析技術には、電磁気学、解析力学、熱力学、物理化学、有機化学、エレクトロニクス、メカトロニクス、プログラミング、精密機械加工、レーザー技術、真空技術など、多くの理学的・工学的要素が結集されています。

このような質量分析の魅力にとりつかれた講師が質量分析についての初歩的な説明とともに、質量分析の魅力の一端をお伝えしたいと思います。

バイオ蛍光顕微鏡の基礎
バイオフォトニクスデザイン分野准教授 横田浩章


緑色蛍光タンパク質(GFP)の登場によって細胞内のタンパク質の動態の 蛍光観察が可能となったこともあり、蛍光顕微鏡はライフサイエンスの研究現場 になくてはならないツールになっています。
今回は、光学顕微鏡の構成要素の解説から出発して、蛍光顕微鏡の基礎について ご紹介します。また、昨今のAIやロボット技術の発展の流れに乗って進化を続 け、ライフサイエンス産業の一翼を担うポテンシャルを有する蛍光顕微鏡の一端 にも触れる予定です。