よくあるご質問
応募に際して作成する「リーンキャンバス」のつくり方を教えてください。
「リーンキャンバス」について、書けないところがあるときはどうすればよいですか?
まずはできる範囲で、できれば周辺の人と話し合ってみましょう。リーンキャンバスで検索して、みんなはどうしているのだろう、とヒントを探すのも手です。「プレエントリー制度」を利用して、本学教員からのコメントを参考にされるのもよいと思います。
「プレエントリー制度」とはどのような制度でしょうか?
エントリー応募の〆切より40日ほど早く「プレエントリー〆切日」を設け、
この日までに応募様式を提出された方に限り、本学教員より応募内容に関するフィードバックを差し上げます。
フィードバックを受けて、事業計画を修正し、最終〆切日までに再度提出することができます。
プレエントリーおよびエントリー最終〆切日は以下のようになっています。
- プレエントリー〆切日 7月13日(木)
- エントリー最終〆切日 8月31日(水)
「リーンキャンバス」にある「解決策」と「独自の価値提案」の違いは何ですか?
「手段」と、それを用いた結果の「うれしいこと」です。「うれしいこと」は、「片付けたい用事(job)」ともいわれます。
ホームセンターでドリルを買うのは、ドリルの所有が目的ではなく、「手軽に自分で穴をあけられる」という用事を片付けるため、とよくいわれます。
「リーンキャンバス」にある「圧倒的な優位性」はどのくらい「圧倒的」なら良いのですか?
実際に競争してみないとわからない部分は多いですが、人材、技術、商流、既存顧客、特許なら目安で5つ、
ユーザー会などのコミュニティの形成、標準化、などがありそうです。なければ(浜松で!)作りましょう。
「リーンキャンバス」にある「主要指標」の例を教えてください。
訪問数、問合せ数、見積依頼数、確度別ランクの数、契約数、再販数、他の顧客紹介数、などの営業面の各数値や、
次の段階へ進む割合(コンバージョン)など、顧客の動きと考えを見い出せる指標です。
その指標から、対策できることこそが重要です。
写真、図、グラフなども入れていいですか?
もちろんです。
審査員を顧客と捉え、彼ら彼女らのjobが「効率的にこのビジネスの可能性とリスクを知りたい」だとすれば、よい手段だと思います。
添付資料も追加OKですが、「効率的」というところでコンパクトがよいと思われます。
ざっくりと重要ポイントを教えてください。
次の3大リスクのチェックがお勧めです。
- 課題(③課題⑤解決策④価値⑨主要指標)
- チャネル(②顧客セグメント⑥チャネル)
- 収益(⑦収益⑧コスト)
これらの各項目間の矛盾や実現可能性について検討すると、さらによいと思います。
どうにも難しければ、時間軸で順番に解決を図るなどの工夫(MVPは何か、ということに相当します)もあるかとおもいます。
※MVP (Minimum Viable Product):本当に必要そうな最小限のもの
審査項目にある「ビジョンと情熱のストーリー」とはどのような意味でしょうか?
あなたの「熱い思い」、Challengeの源泉です。
- 事業の背景となる課題やニーズは何でしょうか?
- なぜ、他でもないあなたが、その課題に注目しましたか?
- そのあなたが、この事業によって達成したいビジョン(理想像)は何ですか?
事業計画の背景にある、応募者のビジョンや情熱の一貫性、説得力、必然性などを指しています。
感動や共感を呼ぶストーリーをお待ちしています。
「リーンキャンバス」の作成にあたり参考書はありますか?
実践リーンスタートアップ、アッシュ・マルリャ著、角征典 訳、オイラリージャパン発行、2012.
光の応用技術とは関係のない事業でもエントリー可能でしょうか?
エントリー段階で光の応用技術との関連性が明確でない場合もエントリーは可能です。プレエントリー〆切日までにご応募いただければ、光技術を視野に入れたブラッシュアップの方向性をお示しできる可能性があります。また書類選考通過後のメンタリングで、専任のメンターとともに光の応用技術の活用を検討することもできます。
メンタリングでは何をするのでしょうか?
書類選考通過者(ファイナリスト)に対して、本学教員が1対1でサポートします。最終プレゼンテーションに向けて、審査項目に沿った事業計画のブラッシュアップや、プレゼンテーションの作成、準備等で伴走します。