授業科目群の構成
Ⅰ類の経営系科目群、Ⅱ類の光技術系科目群、Ⅲ類のゼミナール・特別研究により構成されています。
Ⅰ類(経営系授業科目群)
Ⅰ類は本学の建学の精神に基づき、新産業創成(起業・新事業開発・企業経営)の実践に必要な知識の習得と、その実践を通して獲得された経験知の言語化(創造)に資する経営系科目で構成されています。博士後期課程であり、また本学では実践とそこからの知の創造に主眼を置く教育方針ですので、講義科目は厳選してあります。
必修科目は経営学総論と企業会計特論の2科目です。経営学総論では、新産業創成の実践に役立つマネジメントとマーケティングの基本的理論を学びます。ここには実践により既存の諸理論を超えていくことが含意されています。企業会計特論では、起業・企業経営に必須な財務会計および管理会計における学術的かつ実践的な知識を習得します。
選択科目は、マーケティング実践演習、知財戦略特論、経営戦略とファイナンス、ビジネス・プロデュース特論、光産業創成論、フォトニクスデザイン特論の6科目です。学生のビジネスプランに応じて、マーケティング実践、知財戦略、組織開発、ビジネス・プロデュースという視点から必要な知識が補完できる講義群で構成されています。
フォトニクスデザイン特論は、デザイン思考に基づくビジネスプラン作成の知識とスキルを習得し、光産業創成論では、各自のビジネスプランを事業計画書としてまとめあげます。選択科目ですが特に受講を勧めます。
必修科目は経営学総論と企業会計特論の2科目です。経営学総論では、新産業創成の実践に役立つマネジメントとマーケティングの基本的理論を学びます。ここには実践により既存の諸理論を超えていくことが含意されています。企業会計特論では、起業・企業経営に必須な財務会計および管理会計における学術的かつ実践的な知識を習得します。
選択科目は、マーケティング実践演習、知財戦略特論、経営戦略とファイナンス、ビジネス・プロデュース特論、光産業創成論、フォトニクスデザイン特論の6科目です。学生のビジネスプランに応じて、マーケティング実践、知財戦略、組織開発、ビジネス・プロデュースという視点から必要な知識が補完できる講義群で構成されています。
フォトニクスデザイン特論は、デザイン思考に基づくビジネスプラン作成の知識とスキルを習得し、光産業創成論では、各自のビジネスプランを事業計画書としてまとめあげます。選択科目ですが特に受講を勧めます。
Ⅱ類(技術系授業科目群)
Ⅱ類は、新しい光技術の研究・開発や光技術を活用した製品開発・商品開発およびそのマネジメントのための光技術の基本から最新の技術の専門知識を講義します。すべての光産業分野に共通の基盤光技術に関する科目である共通基盤光技術科目と様々な分野で応用されている光技術を講義する光技術応用科目、外部の光の専門家を講師とする特別講義で構成されています。
共通基盤光技術科目は、光システム工学特論、光学総論、フォトニクス特論の3科目で構成されています。光システム工学特論は光システムの開発およびそのマネジメントに必要な多くの分野の総合的な知識を講義します。光学総論は光の基本的性質、光の本質について幅広い視点から講義します。フォトニクス特論は、様々な光デバイスの基本である光と物質の相互作用、レーザー、非線形光学について講義します。詳しくはシラバスを参照してください。これらの科目は選択必修であり、1科目以上の履修が必須です。光産業創成のための研究開発およびそのマネジメントに必要な講義なので、これらの知識が十分でない学生はすべての講義を履修することが望ましいです。なお、光学総論、フォトニクス特論は大学レベルの応用数学と物理の知識を必要とします。応用数学と物理をこれまでに受けていない学生に対して、光技術基礎の講義を開講するので、希望者は指導教員に相談してください。これはカリキュラム外の講義であり単位としては認定されません。
光技術応用科目は本学の研究分野である光加工・プロセス分野、光エネルギー分野、光情報・システム分野、バイオフォトニクスデザイン分野に応用されている光技術に関する科目で、8科目で構成されています。講義の内容はシラバスを参照してください。
本学の研究分野以外の光技術に関しては、外部の光の専門家を講師として招き、特別講義を開講します。特別講義の開講についてはその都度案内します。特別講義の単位は、ゼミナール(Ⅲ類)の一部として認定されます。
修了には、共通基盤光技術科目から1科目以上、かつ、Ⅱ類科目から2科目以上の履修が必要です。
共通基盤光技術科目は、光システム工学特論、光学総論、フォトニクス特論の3科目で構成されています。光システム工学特論は光システムの開発およびそのマネジメントに必要な多くの分野の総合的な知識を講義します。光学総論は光の基本的性質、光の本質について幅広い視点から講義します。フォトニクス特論は、様々な光デバイスの基本である光と物質の相互作用、レーザー、非線形光学について講義します。詳しくはシラバスを参照してください。これらの科目は選択必修であり、1科目以上の履修が必須です。光産業創成のための研究開発およびそのマネジメントに必要な講義なので、これらの知識が十分でない学生はすべての講義を履修することが望ましいです。なお、光学総論、フォトニクス特論は大学レベルの応用数学と物理の知識を必要とします。応用数学と物理をこれまでに受けていない学生に対して、光技術基礎の講義を開講するので、希望者は指導教員に相談してください。これはカリキュラム外の講義であり単位としては認定されません。
光技術応用科目は本学の研究分野である光加工・プロセス分野、光エネルギー分野、光情報・システム分野、バイオフォトニクスデザイン分野に応用されている光技術に関する科目で、8科目で構成されています。講義の内容はシラバスを参照してください。
本学の研究分野以外の光技術に関しては、外部の光の専門家を講師として招き、特別講義を開講します。特別講義の開講についてはその都度案内します。特別講義の単位は、ゼミナール(Ⅲ類)の一部として認定されます。
修了には、共通基盤光技術科目から1科目以上、かつ、Ⅱ類科目から2科目以上の履修が必要です。
Ⅲ類(ゼミナール、特別研究)
Ⅲ類は、ゼミナールと特別研究です。
ゼミナールでは、研究開発と実践活動の進捗報告とそれに基づいた議論や高度な専門知識の指導を行います。ゼミナールは分野毎に行われる「分野ゼミナール」と全体で行われる「全体ゼミナール」があります。分野ゼミナールと全体ゼミナールに出席してください。所属分野以外の分野ゼミナールに参加することも可能です。全体ゼミナールは月に1回程度開催されます。研究開発と実践活動の進捗報告を適宜行い、全教員と学生で議論を行います。所属分野以外の幅広い専門分野の視点での意見を聞くことができます。教員から最新の研究紹介や情報提供もあります。年度末には、学位審査申請者以外のすべての学生を対象に博士研究論文の中間発表会を行います。
特別研究は、新しい光技術の研究開発と光技術を活用した製品開発・製品開発のための研究開発、および、法人設立、市場調査、市場開拓、資金調達、商品開発、知財戦略、ビジネス戦略、広報活動、営業活動など実践活動です。これらの指導は、指導教員を中心に行います。
ゼミナールでは、研究開発と実践活動の進捗報告とそれに基づいた議論や高度な専門知識の指導を行います。ゼミナールは分野毎に行われる「分野ゼミナール」と全体で行われる「全体ゼミナール」があります。分野ゼミナールと全体ゼミナールに出席してください。所属分野以外の分野ゼミナールに参加することも可能です。全体ゼミナールは月に1回程度開催されます。研究開発と実践活動の進捗報告を適宜行い、全教員と学生で議論を行います。所属分野以外の幅広い専門分野の視点での意見を聞くことができます。教員から最新の研究紹介や情報提供もあります。年度末には、学位審査申請者以外のすべての学生を対象に博士研究論文の中間発表会を行います。
特別研究は、新しい光技術の研究開発と光技術を活用した製品開発・製品開発のための研究開発、および、法人設立、市場調査、市場開拓、資金調達、商品開発、知財戦略、ビジネス戦略、広報活動、営業活動など実践活動です。これらの指導は、指導教員を中心に行います。
授業科目一覧表
本学で開講する授業科目は、以下の7桁でナンバリングを行うことにより、科目間の関係や修学段階等を分類し、教育課程を体系的に示しています。
〇 |
〇 |
〇 |
〇〇 |
科目群1:Ⅰ類科目2:Ⅱ類科目 3:Ⅲ類科目 |
修学段階1:入門2:基礎 3:応用 9:その他 |
開講時期1:前学期2:後学期 3:通年 |
固有番号当該年度に開講する科目の通し番号 |
ナンバリングコード | 科目名 | 必修・ 選択 |
単位 | ディプロマポリシー との関連※※ |
属性 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DP1 | DP2 | DP3 | 科目群 | 修学段階 | 開講時期 | ||||
1-2-1-01 | 経営学総論 | 必修 | 2 | ○ | ◎ | Ⅰ類 | 基礎 | 前学期 | |
1-2-1-02 | 企業会計特論 | 必修 | 2 | ◎ | Ⅰ類 | 基礎 | 前学期 | ||
1-3-1-03※ | マーケティング実践演習 | 選択 | 2 | ○ | ◎ | Ⅰ類 | 応用 | 前学期 | |
1-3-1-04 | フォトニクスデザイン特論 | 選択 | 2 | ○ | ◎ | ○ | Ⅰ類 | 応用 | 前学期 |
1-3-2-05※ | 知財戦略特論 | 選択 | 2 | ○ | ◎ | Ⅰ類 | 応用 | 後学期 | |
1-3-2-06 | 経営戦略とファイナンス | 選択 | 2 | ○ | ◎ | Ⅰ類 | 応用 | 後学期 | |
1-3-2-07 | 光産業創成論 | 選択 | 2 | ○ | ◎ | ○ | Ⅰ類 | 応用 | 後学期 |
1-3-3-08 | ビジネス・プロデュース特論 | 選択 | 2 | ○ | ◎ | Ⅰ類 | 応用 | 通年 | |
2-2-1-09 | 光学総論 | 選択必修 | 2 | ◎ | Ⅱ類 | 基礎 | 前学期 | ||
2-2-1-10 | フォトニクス特論 | 選択必修 | 2 | ◎ | Ⅱ類 | 基礎 | 前学期 | ||
2-2-1-11 | 光システム工学特論 | 選択必修 | 2 | ◎ | Ⅱ類 | 基礎 | 前学期 | ||
2-3-1-12※ | 光生体工学特論 | 選択 | 2 | ◎ | ○ | Ⅱ類 | 応用 | 前学期 | |
2-3-1-13 | 光バイオ工学特論 | 選択 | 2 | ◎ | ○ | Ⅱ類 | 応用 | 前学期 | |
2-3-1-14 | 光医工学特論 | 選択 | 2 | ◎ | ○ | Ⅱ類 | 応用 | 前学期 | |
2-3-2-15 | 光医療・健康特論 | 選択 | 2 | ◎ | ○ | Ⅱ類 | 応用 | 後学期 | |
2-3-2-16 | バイオフォトニクス工学特論 | 選択 | 2 | ◎ | ○ | Ⅱ類 | 応用 | 後学期 | |
2-3-2-17 | 光加工・プロセス特論 | 選択 | 2 | ◎ | ○ | Ⅱ類 | 応用 | 後学期 | |
2-3-2-18 | 光エネルギー工学特論 | 選択 | 2 | ◎ | ○ | Ⅱ類 | 応用 | 後学期 | |
2-3-2-19 | 光計測センシング特論 | 選択 | 2 | ◎ | ○ | Ⅱ類 | 応用 | 後学期 | |
3-9-3-20 | ゼミナール | 必修 | 4 | ○ | ◎ | Ⅲ類 | その他 | 通年 | |
3-9-3-21 | 特別研究 | 必修 | 4 | ○ | ◎ | Ⅲ類 | その他 | 通年 |
※令和6年度は開講しない授業科目です。
ディプロマポリシーとの関連
DP1:尖端光技術を駆使した研究、または起業実践、新事業開発に資する研究を実行する能力を身につけた者。
DP2:光技術を駆使した事業計画を立案し、実行する能力を身につけた者。
DP3:新産業創成を推進する能力を身につけた者。
DP1:尖端光技術を駆使した研究、または起業実践、新事業開発に資する研究を実行する能力を身につけた者。
DP2:光技術を駆使した事業計画を立案し、実行する能力を身につけた者。
DP3:新産業創成を推進する能力を身につけた者。
修了要件
Ⅰ類:必修4単位、Ⅱ類:選択必修2単位かつⅡ類4単位、Ⅲ類:必修8単位
Ⅰ~Ⅲ類から計20単位以上
Ⅰ類:必修4単位、Ⅱ類:選択必修2単位かつⅡ類4単位、Ⅲ類:必修8単位
Ⅰ~Ⅲ類から計20単位以上