バイオフォトニクスデザイン公開講座　2022夏の特別プログラム

光技術の応用で起業/第２創業を支援する光産業創成大学院大学。

本講座で３月に登壇した、テルアビブ大学教授 ヨシ シャハム ディヤマンド博士が再登場です。
先生は現在浜松に滞在中ですので、今回はFUSEでのナマ講座を企画しました。

前回、先生にはイスラエルの産官学のスタートアップ支援の試みを紹介いただきました。
(「イスラエルのスタートアップ事情〜産学官と共に」)

今回は、イスラエルがスタートアップ大国となった理由について深掘りしていただきます。
題して「スタートアップのためのイノベーションとリスク管理 ― その失敗と成功のおさらいから学ぶ！」

政府の成長戦略が明らかになるなか「スタートアップへの徹底支援」はその大きな目玉のひとつとなっています。
すでにスタートアップ支援の仕組みや補助金・助成金の整備が進んでいますが、
それらはアメリカや中国などに比べて、日本ではいまだ起業文化が育っていないという
危機感を推進力に変える戦略とも考えられます。

先に先生からは、日本とイスラエルのスタートアップに対する精神的な違いは、
イスラエルの国民性である「失敗を恐れない」「新しいことへのチャレンジが好き」という点だとご指摘がありました。
しかし、「困りごとの解決のためのモノづくりの国」日本が、
新しいことへのチャレンジが嫌いなわけはありません。
また、例え文化や国民性が違っても失敗を恐れない人など本当にいるのでしょうか？

スタートアップに関わる「成功と失敗」の分かれ目、
そして同じ失敗でも「よい失敗」と「悪い失敗」があること、
そして失敗を解析するイスラエルのシステムなどについて、
ディヤマンド先生が熱く語ってくださいます。
そこから「今、浜松で活かせる知恵」を見出すことができるでしょう。

＊会場でのご講演は英語ですが、同時通訳（レシーバー配布）を予定しています

Co-startup Space ＆ Community「FUSE」
浜松市中区鍛冶町100−1 ザザシティ浜松中央館 B1F

※マスクの着用、手洗い、「密」の回避、換気など、基本的な感染対策へのご協力をお願いいたします