起業への取り組み

「光技術を中心とした起業」を教学の柱とし、一般学生及び企業派遣学生、派遣元企業の要請に応える本学独自のプログラムを確立

本学発ベンチャー企業 設立実績:38件 2024.2.1現在

学生の起業パターン

光技術をもとに創業を実践し、新産業創成へ
光技術をもとに製品等の研究開発の実践
派遣元企業における社内ベンチャーやカーブアウトのアウトソーシング先として、創業実践

起業モデル例

起業モデル例の図

実践のための研究

本学では、光の基礎研究・応用研究を行なう研究者を多数抱え、他の大学や研究機関、財団などと連携し、日夜、研究活動に邁進しておりますが、研究活動は常に実践と結びつくことを念頭に置いた研究です。これらの研究成果をもとに、教育面でも実践的な教育が行われます。

創業のための教育

本学では、光技術に関する専門スタッフを抱え、学生に事業構想の原点となる技術やノウハウを提供します。学生は、ニーズとシーズが融合した具体的な事業の構想を、企業実務の経験が豊富な本学教員の指導により構築します。
事業化研究の成果は、本学の教学システムによりさらに検討が加えられ、また、学生は大きな課題である経営資源の確保を本学の持つ支援システムを活用しながら、解決します。ある程度の事業基盤が出来た段階においては、創業者利益を確保しながら、外部からの資本を積極的に取り込む工夫を行います。
博士課程3年間では、以上のような新産業を創成する経営基盤を形成する段階まで成就することができるように、教学および支援の体制を提供します。

光産業クラスターの中核研究・教育機関

これらの教育・研究活動を通じ、浜松・三河地区における光産業クラスターの中核となる研究および教育機関として機能します。

製品開発のための教育

本学には光の基礎技術から応用技術に至までを研究する教員が在籍し、また豊富な技術情報や実験施設が存在し、学生の研究開発に必要な環境が完備しています。さらに、研究開発に不可欠な実験設備、試作品製造委託先、その他の設備を使用することが可能であり、企業内の研究所に劣らない研究開発能力を保有しています。したがって、本学に学生を派遣し、研究開発に従事されることで、派遣元企業に大きな効果をもたらします。

社内ベンチャーのアウトソーシング

本学に派遣される学生の多くは企業における技術者が想定されます。したがって、社内ベンチャーやカーブアウト育成目的の派遣による起業の場合、事業成功を最大の教育目的にして学生を指導し、また派遣元企業の意図として従業員を経営者候補生に育成したい場合は、厳しい起業家教育を行うことも可能です。企業の研究開発要員に商業化の意識を植えつけ実践力を涵養するためには、商業化の実践訓練を中心に指導を行いながら、起業実践を実現します。このように派遣元企業の多様な目的も反映しながら起業させ、新産業創成に結びつくことが本学のめざすところです。
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