2024年度 FUSEアカデミア × 光産業創成大学院大学フォーラム
起業・新規事業創成を目指している人へ
それを支えようとする人へ
FUSEアカデミア × 光産業創成大学院大学フォーラム
それを支えようとする人へ
FUSEアカデミア × 光産業創成大学院大学フォーラム
この「FUSEアカデミア × 光産業創成大学院大学フォーラム」は
(1)スタートアップあるいは既存事業発展のために新事業創出に果敢に挑戦する人材の育成
(2)新事業創成・スタートアップの活動を加速するEcosystemの創成
について考える機会として全7回で開催します。
(1)スタートアップあるいは既存事業発展のために新事業創出に果敢に挑戦する人材の育成
(2)新事業創成・スタートアップの活動を加速するEcosystemの創成
について考える機会として全7回で開催します。
終了したフォーラム
第2回 自動車・FAに向けたフォトニクスのロードマップと技術動向
第3回 イノベーションは学べる!バイオデザイン手法を用いた医療機器開発
【終了しました】第7回 VCが投資したいと思うスタートアップとは?
~医療機器スタートアップが成功するために~
日時:2024年11月27日(水)18:30~20:00
講師:MedVenture Partners株式会社
代表取締役社長 大下創 氏
定員:オンサイト FUSEイベントスペース 50名
オンライン Zoom 50名
参加費:無料
共催:Tongaliプロジェクト
講師:MedVenture Partners株式会社
代表取締役社長 大下創 氏
定員:オンサイト FUSEイベントスペース 50名
オンライン Zoom 50名
参加費:無料
共催:Tongaliプロジェクト
講師の大下先生には、下記の要旨をいただきました。
今回のフォーラムの講師紹介文は、大下先生にいただいた要旨をそのまま掲載させていただくことにしました。
“弊社が国内で医療機器スタートアップへの投資を始めて10年になるが、国内の起業家や研究者等の多くは、VCが何を求めているかを十分に理解できていないと感じている。VCから投資を受けるためにまず理解すべきことを中心に、スタートアップが成功するために何を必要とされるのか、米国での成功事例等を交えて、ニーズの重要性とインパクト、エコシステム構築のために必要なものまで網羅的に解説したい。”
要旨に手を加えなかったのは、フォーラムの企画者として、先生のVCのポートフォリオ、先生にいただいたタイトル、サブタイトル、要旨の一言一句をかみしめて読ませていただいた結果です。
本学は、浜松、あるいは、この静岡県からスタートアップに果敢に挑戦する起業家を多く輩出させることを目標に起業家人材の発掘・育成活動を行っています。この地で、起業してよかった、あるいは私(私たち)の起業はこの地から、と思っていただけるようにとの活動だと思っています。
しかし、本学も、モノづくりの街を自負する浜松で「この地ならではのスタートアップ育成を行っていますから大丈夫です」と大下先生のような経験豊富なVCに胸を張って伝え、浜松に出かけてきて、この地発のスタートアップに目利きの力を生かしてくださいと言えるのは、少し先のことかなと思っているのが現状での本音です。
本学は、スタートアップ成長のステークホルダーではありますが、本学が行えるのは、その“きっかけ”づくりを含めた一部にすぎません。
とはいっても要旨にあるように、VCに“何を求めているかを十分に理解できていない”起業家が多いと感じさせてしまう原因にもなっているかもしれないことに気づかされて耳(目)が痛い思いをしています。
それは、成功例も少ない立場だから、卑屈になっているというわけではありません。
私たちの役割は、“起業家の発掘・育成”と、上から目線で書いてしまいましたが、裏を返せば、私たちは選ばれる立場にあることに今更ながら気づいてしまったからです。
この地には、有効に機能しているエコシステムがあって、その一部として本学も十分な活動を行っているかを示さなければ、少しでも成功確率を高めたい起業家には選ばれるはずもありません。
創業前後、売り上げも資金もないスタートアップが成長し、EXIT(ひょっとしたら大手企業に買収される)を果たすまでの間に様々なステークホルダーが存在します。
起業家自身もそうですし、私たちのような大学ばかりでなく、エンジェルやVC、あるいは、大企業もその一部に違いありません。
うらやましい限りの豊富な成功例が大都市にあることは分かっています。大都市なりのリソースを生かしたエコシステムが構築できているんでしょうね。そもそも、支援目的が違っているかもしれません。
今回のFuseアカデミア×GPIフォーラムは、大下先生の提言が、大都市の単なる模倣ではなく、浜松、あるいは、静岡らしいスタートアップ支援軍団、つまり、起業家に選ばれるエコシステムがどのようなものであるべきかを再考する機会になればと思っています。
結果として、スタートアップにとっても、支援する側にとっても多くの宿題を残すことになってしまうと思います。しかし、今年度のシリーズの企画の集大成としてふさわしい内容になることを期待しています。
ぜひご参加ください!
今回のフォーラムの講師紹介文は、大下先生にいただいた要旨をそのまま掲載させていただくことにしました。
“弊社が国内で医療機器スタートアップへの投資を始めて10年になるが、国内の起業家や研究者等の多くは、VCが何を求めているかを十分に理解できていないと感じている。VCから投資を受けるためにまず理解すべきことを中心に、スタートアップが成功するために何を必要とされるのか、米国での成功事例等を交えて、ニーズの重要性とインパクト、エコシステム構築のために必要なものまで網羅的に解説したい。”
要旨に手を加えなかったのは、フォーラムの企画者として、先生のVCのポートフォリオ、先生にいただいたタイトル、サブタイトル、要旨の一言一句をかみしめて読ませていただいた結果です。
本学は、浜松、あるいは、この静岡県からスタートアップに果敢に挑戦する起業家を多く輩出させることを目標に起業家人材の発掘・育成活動を行っています。この地で、起業してよかった、あるいは私(私たち)の起業はこの地から、と思っていただけるようにとの活動だと思っています。
しかし、本学も、モノづくりの街を自負する浜松で「この地ならではのスタートアップ育成を行っていますから大丈夫です」と大下先生のような経験豊富なVCに胸を張って伝え、浜松に出かけてきて、この地発のスタートアップに目利きの力を生かしてくださいと言えるのは、少し先のことかなと思っているのが現状での本音です。
本学は、スタートアップ成長のステークホルダーではありますが、本学が行えるのは、その“きっかけ”づくりを含めた一部にすぎません。
とはいっても要旨にあるように、VCに“何を求めているかを十分に理解できていない”起業家が多いと感じさせてしまう原因にもなっているかもしれないことに気づかされて耳(目)が痛い思いをしています。
それは、成功例も少ない立場だから、卑屈になっているというわけではありません。
私たちの役割は、“起業家の発掘・育成”と、上から目線で書いてしまいましたが、裏を返せば、私たちは選ばれる立場にあることに今更ながら気づいてしまったからです。
この地には、有効に機能しているエコシステムがあって、その一部として本学も十分な活動を行っているかを示さなければ、少しでも成功確率を高めたい起業家には選ばれるはずもありません。
創業前後、売り上げも資金もないスタートアップが成長し、EXIT(ひょっとしたら大手企業に買収される)を果たすまでの間に様々なステークホルダーが存在します。
起業家自身もそうですし、私たちのような大学ばかりでなく、エンジェルやVC、あるいは、大企業もその一部に違いありません。
うらやましい限りの豊富な成功例が大都市にあることは分かっています。大都市なりのリソースを生かしたエコシステムが構築できているんでしょうね。そもそも、支援目的が違っているかもしれません。
今回のFuseアカデミア×GPIフォーラムは、大下先生の提言が、大都市の単なる模倣ではなく、浜松、あるいは、静岡らしいスタートアップ支援軍団、つまり、起業家に選ばれるエコシステムがどのようなものであるべきかを再考する機会になればと思っています。
結果として、スタートアップにとっても、支援する側にとっても多くの宿題を残すことになってしまうと思います。しかし、今年度のシリーズの企画の集大成としてふさわしい内容になることを期待しています。
ぜひご参加ください!
■略歴
97年から27年の医療機器業界(事業会社・VC)での経験を有する。当初は日本から米国医療機器ベンチャーへの投資を担当するも、米国投資先の成功をきっかけに、05年、シリコンバレーのVCで現地採用され、約5年間米国医療機器ベンチャーへの投資を担当。当時の投資先の大半(7件中6件)がEXITに成功し、複数の投資先が時価総額1000億円超を達成した。投資先の開発した製品は、世界中で多くの患者を救っており、代表的な製品に、治療法のない巨大脳動脈瘤の治療を可能にしたPipeline Stent等がある。
帰国後の2013年、国内唯一の医療機器専門VCであるMedVenture Partners株式会社を創業。1号ファンド(60億円)に続き、20年に2号ファンド(99億円)、23年に同規模の3号ファンドを設立。多くの投資先で取締役を務め、国内でも、Biomedical Solutions社、A-Traction社等複数の成功事例を生みだしている。
97年から27年の医療機器業界(事業会社・VC)での経験を有する。当初は日本から米国医療機器ベンチャーへの投資を担当するも、米国投資先の成功をきっかけに、05年、シリコンバレーのVCで現地採用され、約5年間米国医療機器ベンチャーへの投資を担当。当時の投資先の大半(7件中6件)がEXITに成功し、複数の投資先が時価総額1000億円超を達成した。投資先の開発した製品は、世界中で多くの患者を救っており、代表的な製品に、治療法のない巨大脳動脈瘤の治療を可能にしたPipeline Stent等がある。
帰国後の2013年、国内唯一の医療機器専門VCであるMedVenture Partners株式会社を創業。1号ファンド(60億円)に続き、20年に2号ファンド(99億円)、23年に同規模の3号ファンドを設立。多くの投資先で取締役を務め、国内でも、Biomedical Solutions社、A-Traction社等複数の成功事例を生みだしている。
【終了しました】第6回 MedTech領域での起業と資金調達
日時:2024年10月23日(水)18:30~20:00
講師:株式会社Alivas社 代表取締役CEO 田島 知幸 氏
定員:オンサイト FUSEイベントスペース 50名
オンライン Zoom 50名
参加費:無料
講師:株式会社Alivas社 代表取締役CEO 田島 知幸 氏
定員:オンサイト FUSEイベントスペース 50名
オンライン Zoom 50名
参加費:無料
田島知幸先生は、東大医学部卒業の医師であり、他医療機関の循環器内科で臨床医として従事した後、東大大学院に戻られて、心筋梗塞発症と関わる遺伝子変化の研究に参画されたご経験をお持ちです。
先生は、医師として、病気と闘う患者さんを救いたいというモティベーションを持ちつつ、臨床でも、研究でもない医師の第3のキャリアとして、医療機器開発を選ばれ、Alivas社を創立されています。
今では順調にAlivas社は資金調達を達成されていますが、創業当時はどうだったのでしょうか?
資金調達は、アカデミア、特に、医学を含めた理系の出身者にとっては未知の要素であり、大学発スタートアップの創業者がぶつかる最初の壁であることは間違いありません。
田島先生は、この状況を暗礁に乗り上げると表現し、原因は起業家側の知識不足と投資家側のビジネスモデルへの理解不足(投資領域との不一致)の両面を指摘しておられます。
今回は、田島先生が医療機器スタートアップを立ち上げ、資金調達を行ってきた経験に基づき、そもそも起業にあたってどのような資金調達の選択肢があるのか?技術系スタートアップの特徴と特有の課題、事業計画のポイント、適切な資金調達の実際などについてご説明いただきます。
これから起業を志す方が、起業に対して具体的なイメージを持っていただけるのではと考えています。
もちろん医療分野以外の現役の学生さんにとっても、卒業後の選択肢としての“起業”を具体的に知り、自分事としてイメージするためのよい機会となることでしょう!
皆様のご参加お待ちしております。
先生は、医師として、病気と闘う患者さんを救いたいというモティベーションを持ちつつ、臨床でも、研究でもない医師の第3のキャリアとして、医療機器開発を選ばれ、Alivas社を創立されています。
今では順調にAlivas社は資金調達を達成されていますが、創業当時はどうだったのでしょうか?
資金調達は、アカデミア、特に、医学を含めた理系の出身者にとっては未知の要素であり、大学発スタートアップの創業者がぶつかる最初の壁であることは間違いありません。
田島先生は、この状況を暗礁に乗り上げると表現し、原因は起業家側の知識不足と投資家側のビジネスモデルへの理解不足(投資領域との不一致)の両面を指摘しておられます。
今回は、田島先生が医療機器スタートアップを立ち上げ、資金調達を行ってきた経験に基づき、そもそも起業にあたってどのような資金調達の選択肢があるのか?技術系スタートアップの特徴と特有の課題、事業計画のポイント、適切な資金調達の実際などについてご説明いただきます。
これから起業を志す方が、起業に対して具体的なイメージを持っていただけるのではと考えています。
もちろん医療分野以外の現役の学生さんにとっても、卒業後の選択肢としての“起業”を具体的に知り、自分事としてイメージするためのよい機会となることでしょう!
皆様のご参加お待ちしております。
■略歴
創業まで
2007年 東京大学医学部医学科卒業、医師免許取得(在学中に㈱情報基盤開発の創業に初期メンバーとして関わる)
2009年 日本赤十字社医療センター循環器内科
2012年 東京大学大学院医学系研究科入学・東京大学医学部附属病院循環器内科
2015年 東京大学ジャパンバイオデザイン フェロー
2016年 東京大学大学院医学系研究科修了・博士(医学)
2017年 株式会社Alivas設立・代表取締役
2017年~ 東京大学ジャパンバイオデザイン アシスタントファカルティー
2018年~ 千葉大学工学部フロンティア医工学センター 特別研究員
現在に至る
創業後
2016年~2020年 Beyond Next Ventures社 BRAVE 優秀賞、東京大学共創プラットフォーム開発(東大IPC) 第一回起業支援プログラム採択、日本総研 未来2018 メディカル部門ファイナリスト、千葉県産業振興センター ちば中小企業元気づくり基金 成長分野研究開発助成採択、東京都先端医療機器アクセラレーションプロジェクト(AMDAP)採択、三菱UFJ技術育成財団 研究開発助成採択、小笠原科学技術振興財団インキュベンチャー助成採択、METI/JETRO/NEDO J-Startup 2019に選出、NEDO シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援(STS)採択、特許庁 IPAS2019 採択、東京都AMDAP補助事業 採択
2020年 MedVenture Partners㈱およびDBJキャピタル㈱よりシリーズA出資
2022年 既存投資家に加えてGEMSEKI、Global Brainおよび個人投資家よりシリーズB出資
創業まで
2007年 東京大学医学部医学科卒業、医師免許取得(在学中に㈱情報基盤開発の創業に初期メンバーとして関わる)
2009年 日本赤十字社医療センター循環器内科
2012年 東京大学大学院医学系研究科入学・東京大学医学部附属病院循環器内科
2015年 東京大学ジャパンバイオデザイン フェロー
2016年 東京大学大学院医学系研究科修了・博士(医学)
2017年 株式会社Alivas設立・代表取締役
2017年~ 東京大学ジャパンバイオデザイン アシスタントファカルティー
2018年~ 千葉大学工学部フロンティア医工学センター 特別研究員
現在に至る
創業後
2016年~2020年 Beyond Next Ventures社 BRAVE 優秀賞、東京大学共創プラットフォーム開発(東大IPC) 第一回起業支援プログラム採択、日本総研 未来2018 メディカル部門ファイナリスト、千葉県産業振興センター ちば中小企業元気づくり基金 成長分野研究開発助成採択、東京都先端医療機器アクセラレーションプロジェクト(AMDAP)採択、三菱UFJ技術育成財団 研究開発助成採択、小笠原科学技術振興財団インキュベンチャー助成採択、METI/JETRO/NEDO J-Startup 2019に選出、NEDO シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援(STS)採択、特許庁 IPAS2019 採択、東京都AMDAP補助事業 採択
2020年 MedVenture Partners㈱およびDBJキャピタル㈱よりシリーズA出資
2022年 既存投資家に加えてGEMSEKI、Global Brainおよび個人投資家よりシリーズB出資
【ちらし】2024年10月23日 第6回 FUSEアカデミア × 光産業創成大学院大学主催フォーラム「MedTech領域での起業と資金調達」[PDF:2.1MB]
【終了しました】第5回 浜松ホトニクスCVCの投資戦略とグローバルな視点
日時:2024年9月25日(水)18:30~20:00
講師:浜松ホトニクス・コーポレート・ベンチャー・キャピタル株式会社
シニアアソシエイト 加藤 智(かとう さとし) 氏
講師:浜松ホトニクス・コーポレート・ベンチャー・キャピタル株式会社
シニアアソシエイト 加藤 智(かとう さとし) 氏
定員:オンサイト FUSEイベントスペース 50名
オンライン Zoom 50名
参加費:無料
VCが比較的短期間での財政的リターンを目的としていることに対し、CVCは大企業がスタートアップとの連携による事業シナジーを長期的な視点で求めていくことに特徴があります。CVCもVCの一種と考えてよく、財政的なリターンを期待している場合もあります。CVCは、大企業が新規事業を立ち上げる際や新市場へ進出する際の多くのリスクを、スタートアップ企業への投資で分散しているとも考えられます。スタートアップにとっては、大企業から技術的な支援を受けられるメリットもあるかもしれません。信用、資金、売り上げのないスタートアップのCEOにとって、資金調達は起業後の大事な仕事です。
VC、CVCに限らず、契約を結んでしまえばパートナーとして、同じ目標、つまり、CEOのビジョンに向かって協業が始まるわけですから、スタートアップは、選ばれる立場であるばかりでなく、選ぶ立場でもあると考えるべきだと思っています。
浜松発の多くのグローバル企業も、業種を問わずオープンイノベーションの名のもとにCVCを設立しています。
本拠地も規模も様々です。ホームページの説明を読んでも、ビジョンが明確になるわけではありません。収益のあがっていないCVCからは、適切なアドバイスが得られるかは不安があります。
講演では、浜松ホトニクスCVCの概要やビジョン、活動内容について紹介していただきます。スタートアップ投資の日本・欧米との違いや、投資を検討するにあたりどのような点を見ているかについてもお話しくださるとのことです。
業種が違っていても、投資先としてVC、CVC、あるいは、その組み合わせを検討する際の参考にしていただければと思います。さらに、加藤様には、浜松ホトニクスCVCが考えている浜松地域の光応用産業への貢献についてもお話いただきます。
浜松ホトニクス・コーポレート・ベンチャー・キャピタル株式会社は、浜松ホトニクス株式会社が2018年に10億円の投資枠で設立、2022年に子会社化しています。対象は、設立後日の浅い光技術関連スタートアップであることが特徴です。拠点は、国内ばかりでなく、米国、欧州にもあります。
オンライン Zoom 50名
参加費:無料
VCが比較的短期間での財政的リターンを目的としていることに対し、CVCは大企業がスタートアップとの連携による事業シナジーを長期的な視点で求めていくことに特徴があります。CVCもVCの一種と考えてよく、財政的なリターンを期待している場合もあります。CVCは、大企業が新規事業を立ち上げる際や新市場へ進出する際の多くのリスクを、スタートアップ企業への投資で分散しているとも考えられます。スタートアップにとっては、大企業から技術的な支援を受けられるメリットもあるかもしれません。信用、資金、売り上げのないスタートアップのCEOにとって、資金調達は起業後の大事な仕事です。
VC、CVCに限らず、契約を結んでしまえばパートナーとして、同じ目標、つまり、CEOのビジョンに向かって協業が始まるわけですから、スタートアップは、選ばれる立場であるばかりでなく、選ぶ立場でもあると考えるべきだと思っています。
浜松発の多くのグローバル企業も、業種を問わずオープンイノベーションの名のもとにCVCを設立しています。
本拠地も規模も様々です。ホームページの説明を読んでも、ビジョンが明確になるわけではありません。収益のあがっていないCVCからは、適切なアドバイスが得られるかは不安があります。
講演では、浜松ホトニクスCVCの概要やビジョン、活動内容について紹介していただきます。スタートアップ投資の日本・欧米との違いや、投資を検討するにあたりどのような点を見ているかについてもお話しくださるとのことです。
業種が違っていても、投資先としてVC、CVC、あるいは、その組み合わせを検討する際の参考にしていただければと思います。さらに、加藤様には、浜松ホトニクスCVCが考えている浜松地域の光応用産業への貢献についてもお話いただきます。
浜松ホトニクス・コーポレート・ベンチャー・キャピタル株式会社は、浜松ホトニクス株式会社が2018年に10億円の投資枠で設立、2022年に子会社化しています。対象は、設立後日の浅い光技術関連スタートアップであることが特徴です。拠点は、国内ばかりでなく、米国、欧州にもあります。
■講師
浜松ホトニクス・コーポレート・ベンチャー・キャピタル株式会社
シニアアソシエイト 加藤 智(かとう さとし)氏
■略歴
2004年 浜松ホトニクス株式会社入社、中央研究所、開発本部などでソフトウェア開発に従事。その後、2019年 浜松ホトニクス内のCVC部門に参画。2022年10月、CVC子会社設立に伴い、浜松ホトニクス・コーポレート・ベンチャー・キャピタル株式会社へ出向。
浜松ホトニクス・コーポレート・ベンチャー・キャピタル株式会社
シニアアソシエイト 加藤 智(かとう さとし)氏
■略歴
2004年 浜松ホトニクス株式会社入社、中央研究所、開発本部などでソフトウェア開発に従事。その後、2019年 浜松ホトニクス内のCVC部門に参画。2022年10月、CVC子会社設立に伴い、浜松ホトニクス・コーポレート・ベンチャー・キャピタル株式会社へ出向。
【ちらし】2024年9月25日 第5回 FUSEアカデミア × 光産業創成大学院大学主催フォーラム「浜松ホトニクスCVCの投資戦略とグローバルな視点」[PDF:3.8MB]
【終了しました】第4回 米国での起業と葛藤。日本の医療機器は海外で成功できるのか?
日時:2024年7月24日(水)18:30~20:00
講師:グロービッツFDAコンサルティング President 春山貴広 氏
講師:グロービッツFDAコンサルティング President 春山貴広 氏
定員:オンサイト Co-startup Space & Community FUSEイベントスペース 50名
オンライン Zoom 50名
参加費:無料
本学に入学する企業派遣の学生さんばかりでなく、浜松地域の中小企業様に医療機器開発に関わった経験が多いことに驚かされます。
もちろん主力製品という位置づけではなく、大手医療機器メーカーからのプロトタイピングの依頼が多いようです。モノづくり企業の高い技術が認められたのでしょう。
オリジナルな高い技術を持ちながら、少量多品種の生産を得意としているモノづくり企業にこの例が多いように見受けられます。
プロトタイピングと製品化に関わる品質維持や大量生産能力は別次元の話ですので、受注につながる可能性があるわけではありません。小回りが利くという利点を大手企業が利用しているのだと思います。
医療機器開発を目指す起業家にとっては、こういったモノづくり企業はよいパートナーになるポテンシャルを秘めています。
もちろん自ら医療機器開発にチャレンジしようとする中小企業様にも日本ばかりでなく世界への飛躍のチャンスがあることに気づいていただきたいと考え、今回のフォーラムを企画させていただきました。
今回のフォーラムには、米国でFDA(米国食品医薬品局:連邦食品・医薬品・化粧品法を根拠とし、医療品規制、食の安全確保を責務とする政府機関)コンサルティング会社を創業し、日本企業をはじめとする外国企業の米国進出サポートに多くの経験をお持ちのグロービッツFDAコンサルティング社の春山貴広先生を講師としてお招きいたしました。
春山先生は、米国が医療機器企業にとって多くの魅力を持っている国であることの理由を次のように説明されています。
米国は、①世界で最も大きな単一市場であること、②薬事制度の信頼性が高く、承認が製品をブランド化し価値を高めることができること、③高い医療技術を求め世界中の優秀な医師が学ぶために集まることなどです。
春山先生自身は、米国で医療機器販売会社を起業した経験もお持ちで、その際に痛感したビジネスの難しさが、FDAコンサルティング会社を創業するに至った理由とおっしゃられています。
米国に長く住まわれ、日本だけでなく他国の医療機器会社とFDA対策プロジェクトに取り組んできた経験から、米国での医療機器ビジネスの基礎知識のご提供と、米国での経験を通してみた日本企業の特徴についてご紹介いただきます。
医療機器で起業を目指す方々、新事業として医療機器開発を検討したい中小企業の方々にご聴講いただき、国内ばかりでなく海外への事業展開のチャンスを感じていただければ幸いです。
■講師略歴
大学卒業後にシチズン時計株式会社へ入社。
アジア向け商品企画、ドバイ駐在員(中東、ロシア、東アジア、アフリカ担当)、 引き続き、米国駐在員としてアメリカ、カナダ、イギリスの現地法人を担当し、積極的に経営に参画し、米国市場でのシチズン製品シェアナンバーワン達成に貢献されています。
米国執行役員を最後に退社し、MBA(ロヨラ・メリーマウント大学大学院経営学修士)を取得し、2005年カリフォルニア州ロサンジェルスにて、Globizz社(FDA、米国EPAコンサルティング、州規制コンサルティング)を創立。
現在、Globizz社の業務は、米国での事業展開を目指す企業への進出コンサルティングにも及んでおり、事業立ち上げ支援の他、事務所代行などにも広がっているそうです。
米国で福祉機器販売会社を立ち上げるなどアメリカの医療機器市場で実践後、国内医療機器会社にて国産医療機器の開発、外国医療機器製品の輸入販売権交渉、製品企画・開発、R&Dなどの責任者を歴任されています。
整形外科領域、呼吸器科領域における製品開発では、医療現場にも入られた経験もおもちとのことです。
*その他、この紙面に収まらない多くのご経験がございますが、春山先生は、福祉・医療機器ビジネスに必要な開発、製品化、薬事申請、保険収載、アフターサービスに関して日米両国でのご経験をもつ数少ない日本人です。
これから国内での医療機器開発をと考えられている企業様にも、両国の制度を比較して”どうせ苦労するなら米国から”という戦略もあると考えていただけることを期待しています。
オンライン Zoom 50名
参加費:無料
本学に入学する企業派遣の学生さんばかりでなく、浜松地域の中小企業様に医療機器開発に関わった経験が多いことに驚かされます。
もちろん主力製品という位置づけではなく、大手医療機器メーカーからのプロトタイピングの依頼が多いようです。モノづくり企業の高い技術が認められたのでしょう。
オリジナルな高い技術を持ちながら、少量多品種の生産を得意としているモノづくり企業にこの例が多いように見受けられます。
プロトタイピングと製品化に関わる品質維持や大量生産能力は別次元の話ですので、受注につながる可能性があるわけではありません。小回りが利くという利点を大手企業が利用しているのだと思います。
医療機器開発を目指す起業家にとっては、こういったモノづくり企業はよいパートナーになるポテンシャルを秘めています。
もちろん自ら医療機器開発にチャレンジしようとする中小企業様にも日本ばかりでなく世界への飛躍のチャンスがあることに気づいていただきたいと考え、今回のフォーラムを企画させていただきました。
今回のフォーラムには、米国でFDA(米国食品医薬品局:連邦食品・医薬品・化粧品法を根拠とし、医療品規制、食の安全確保を責務とする政府機関)コンサルティング会社を創業し、日本企業をはじめとする外国企業の米国進出サポートに多くの経験をお持ちのグロービッツFDAコンサルティング社の春山貴広先生を講師としてお招きいたしました。
春山先生は、米国が医療機器企業にとって多くの魅力を持っている国であることの理由を次のように説明されています。
米国は、①世界で最も大きな単一市場であること、②薬事制度の信頼性が高く、承認が製品をブランド化し価値を高めることができること、③高い医療技術を求め世界中の優秀な医師が学ぶために集まることなどです。
春山先生自身は、米国で医療機器販売会社を起業した経験もお持ちで、その際に痛感したビジネスの難しさが、FDAコンサルティング会社を創業するに至った理由とおっしゃられています。
米国に長く住まわれ、日本だけでなく他国の医療機器会社とFDA対策プロジェクトに取り組んできた経験から、米国での医療機器ビジネスの基礎知識のご提供と、米国での経験を通してみた日本企業の特徴についてご紹介いただきます。
医療機器で起業を目指す方々、新事業として医療機器開発を検討したい中小企業の方々にご聴講いただき、国内ばかりでなく海外への事業展開のチャンスを感じていただければ幸いです。
■講師略歴
大学卒業後にシチズン時計株式会社へ入社。
アジア向け商品企画、ドバイ駐在員(中東、ロシア、東アジア、アフリカ担当)、 引き続き、米国駐在員としてアメリカ、カナダ、イギリスの現地法人を担当し、積極的に経営に参画し、米国市場でのシチズン製品シェアナンバーワン達成に貢献されています。
米国執行役員を最後に退社し、MBA(ロヨラ・メリーマウント大学大学院経営学修士)を取得し、2005年カリフォルニア州ロサンジェルスにて、Globizz社(FDA、米国EPAコンサルティング、州規制コンサルティング)を創立。
現在、Globizz社の業務は、米国での事業展開を目指す企業への進出コンサルティングにも及んでおり、事業立ち上げ支援の他、事務所代行などにも広がっているそうです。
米国で福祉機器販売会社を立ち上げるなどアメリカの医療機器市場で実践後、国内医療機器会社にて国産医療機器の開発、外国医療機器製品の輸入販売権交渉、製品企画・開発、R&Dなどの責任者を歴任されています。
整形外科領域、呼吸器科領域における製品開発では、医療現場にも入られた経験もおもちとのことです。
*その他、この紙面に収まらない多くのご経験がございますが、春山先生は、福祉・医療機器ビジネスに必要な開発、製品化、薬事申請、保険収載、アフターサービスに関して日米両国でのご経験をもつ数少ない日本人です。
これから国内での医療機器開発をと考えられている企業様にも、両国の制度を比較して”どうせ苦労するなら米国から”という戦略もあると考えていただけることを期待しています。
■講師
グロービッツFDAコンサルティング
President 春山貴広(はるやま たかひろ)氏
■著書
「海外市場開拓のビジネス―中国市場とアメリカ市場」 白桃書房、2012年10月改訂版発刊
■その他略歴
2013~2015年:JETRO(日本貿易振興機構)ロサンゼルス海外進出コーディネーター(米国医療・福祉分野)
2021年~:経済産業省地域未来分野別エキスパート就任
日本医療機器学会会員、静岡大学客員教授、日本医工連携医療機器コーディネーター
グロービッツFDAコンサルティング
President 春山貴広(はるやま たかひろ)氏
■著書
「海外市場開拓のビジネス―中国市場とアメリカ市場」 白桃書房、2012年10月改訂版発刊
■その他略歴
2013~2015年:JETRO(日本貿易振興機構)ロサンゼルス海外進出コーディネーター(米国医療・福祉分野)
2021年~:経済産業省地域未来分野別エキスパート就任
日本医療機器学会会員、静岡大学客員教授、日本医工連携医療機器コーディネーター
【ちらし】2024年7月24日 第4回 FUSEアカデミア × 光産業創成大学院大学主催フォーラム「米国での起業と葛藤。日本の医療機器は海外で成功できるのか?」[PDF:1MB]
【終了しました】第3回 イノベーションは学べる!バイオデザイン手法を用いた医療機器開発
日時:2024年6月26日(水)18:30~20:00
定員:オンサイト Co-startup Space & Community FUSEイベントスペース 50名
オンライン Zoom 50名
参加費:無料
医療機器市場の拡大に伴って、医療機器開発は成長産業として高い期待があります。ところが、医療機器の開発では、開発者が医療従事者や患者ではないことが大半であって、開発者自身が開発機器を現場で試用できないことが壁になってきました。
機器開発の経験の少ない医療従事者が仕様書や図面の説明をどこまで理解できるかという課題もありますし、開発者としては、自分の知識を詰め込んだ完成品を使ってもらいたいという意地もあると思います。
医療従事者と機器開発者の壁を取り除くことに成功したのがスタンフォード大発のバイオデザインプログラムであり、企業での導入の成功例を、昨年のフォーラムで西内大祐先生にご紹介いただきました。
テルモ株式会社様では、ユーザーへの深い共感のために、デザイン思考やバイオデザインプログラムを活用していらっしゃいます。
今回はさらに深堀していただいて、過去の活用事例や最新のチャレンジ、またスタートアップの手法であるバイオデザインを企業として活用する際の注意点などについて紹介していただきたいと思います。
皆様のご参加をお待ちしております。
オンライン Zoom 50名
参加費:無料
医療機器市場の拡大に伴って、医療機器開発は成長産業として高い期待があります。ところが、医療機器の開発では、開発者が医療従事者や患者ではないことが大半であって、開発者自身が開発機器を現場で試用できないことが壁になってきました。
機器開発の経験の少ない医療従事者が仕様書や図面の説明をどこまで理解できるかという課題もありますし、開発者としては、自分の知識を詰め込んだ完成品を使ってもらいたいという意地もあると思います。
医療従事者と機器開発者の壁を取り除くことに成功したのがスタンフォード大発のバイオデザインプログラムであり、企業での導入の成功例を、昨年のフォーラムで西内大祐先生にご紹介いただきました。
テルモ株式会社様では、ユーザーへの深い共感のために、デザイン思考やバイオデザインプログラムを活用していらっしゃいます。
今回はさらに深堀していただいて、過去の活用事例や最新のチャレンジ、またスタートアップの手法であるバイオデザインを企業として活用する際の注意点などについて紹介していただきたいと思います。
皆様のご参加をお待ちしております。
■ご講演
テルモ株式会社 CTOオフィス
西内 大祐(にしうちだいすけ)氏
■講師略歴
2002年 テルモ(株) 糖尿病 研究開発部門
2009年 経営企画室
2011年 文部科学省研究振興局ライフサイエンス課
2013年 糖尿病 マーケティング
2016年 スタンフォードバイオデザイン講師養成講座
テルモ株式会社 CTOオフィス
西内 大祐(にしうちだいすけ)氏
■講師略歴
2002年 テルモ(株) 糖尿病 研究開発部門
2009年 経営企画室
2011年 文部科学省研究振興局ライフサイエンス課
2013年 糖尿病 マーケティング
2016年 スタンフォードバイオデザイン講師養成講座
【終了しました】第2回 自動車・FAに向けたフォトニクスのロードマップと技術動向
日時:2024年5月22日(水)18:30~20:00
定員:オンサイト Co-startup Space & Community FUSEイベントスペース 50名
オンライン Zoom 50名
参加費:無料
第2回は、自動車フォトニクスロードマップ策定専門委員会委員(2016年)、光産業技術振興協会スマートファクトリフォトニクスロードマップ策定専門委員会委員長(2020年)を務めた群馬大学の奥寛雅教授を講師に迎え、自動車・FAに向けた光技術動向を講演いただきます。
センシングは従来より光の重要な応用分野の一つでした。近年では、機械学習に代表される情報技術の急速な進展により、光センシングの高度化・高機能化が急速に進んでいます。また、これを背景として自動車やファクトリーオートメーション(FA)における光センシングの果たす役割も一層重要になりつつあります。
本講演では、一般財団法人光産業技術振興協会において策定された自動車フォトニクス(2016年度)並びにスマートファクトリーフォトニクス(2020年度)のロードマップに基づいてこれらの分野を概観するとともに、関係する最近の研究活動も紹介します。
革新的なアプローチを共有する貴重な機会を提供できればと考えています。
皆様のご参加をお待ちしております。
オンライン Zoom 50名
参加費:無料
第2回は、自動車フォトニクスロードマップ策定専門委員会委員(2016年)、光産業技術振興協会スマートファクトリフォトニクスロードマップ策定専門委員会委員長(2020年)を務めた群馬大学の奥寛雅教授を講師に迎え、自動車・FAに向けた光技術動向を講演いただきます。
センシングは従来より光の重要な応用分野の一つでした。近年では、機械学習に代表される情報技術の急速な進展により、光センシングの高度化・高機能化が急速に進んでいます。また、これを背景として自動車やファクトリーオートメーション(FA)における光センシングの果たす役割も一層重要になりつつあります。
本講演では、一般財団法人光産業技術振興協会において策定された自動車フォトニクス(2016年度)並びにスマートファクトリーフォトニクス(2020年度)のロードマップに基づいてこれらの分野を概観するとともに、関係する最近の研究活動も紹介します。
革新的なアプローチを共有する貴重な機会を提供できればと考えています。
皆様のご参加をお待ちしております。
■ご講演
奥 寛雅 先生
群馬大学情報学部/大学院理工学府 教授
■講師略歴
光産業技術振興協会 スマートファクトリフォトニクスロードマップ策定専門委員会 委員長(2020年)
奥 寛雅 先生
群馬大学情報学部/大学院理工学府 教授
■講師略歴
東京大学大学院修了、博士(工学)。
同大助教、講師、群馬大学大学院理工学府准教授、教授を経て、2021年より現職。
光産業技術振興協会 自動車フォトニクスロードマップ策定専門委員会 委員(2016年)光産業技術振興協会 スマートファクトリフォトニクスロードマップ策定専門委員会 委員長(2020年)
【ちらし】2024年5月22日 第2回 FUSEアカデミア × 光産業創成大学院大学主催フォーラム[PDF:3.5MB]
【終了しました】第1回「浜松発 光技術×デザインによる新たな価値創造」
日時:2024年4月24日(水)18:30~20:00
定員:オンサイト Co-startup Space & Community FUSEイベントスペース 50名
オンライン Zoom 50名
参加費:無料
「FUSE Academia×GPI」フォーラムの新シリーズを開催いたします。
第1回目は、医療機器イノベーション教育の推進とスタートアップ支援に長く携われてこられた中尾浩治先生をモデレーターとしてお迎えし、光技術を例としてデザイン思考との出会いが、どのようなプロセスで新しい産業を創成するのか?そのためにどのようなエコシステムが必要か?の議論を、パネルディスカッション形式で行います。
このフォーラムにご興味をお持ちの多くの方が、浜松出身の医師であるスタンフォード大学の池野文昭先生のご講演を拝聴し、同大学で誕生したバイオデザインのプロセスに触れた経験をお持ちだと思います。
バイオデザインは、人材育成、スタートアップの創成、さらに、雇用の創出に成功したプロジェクトです。
人の命に関わる医療ではありますが、バイオデザインのプロセスが、エンジニア、モノづくり企業へ医療機器ビジネスへの重い扉を開いてくれたと感じています。
浜松のモノづくり企業においても、医療・ヘルスケア事業への新規参入を模索した経験をお持ちなのではないでしょうか。
自社が培ってきた高度な技術、例えば、レーザーを用いた金属加工や樹脂の微細加工技術が、今後の成長の予測されている医療・ヘルスケア事業で生かせればという期待があるはずです。
バイオデザインのプロセスは、優れていることは理解できても、浜松のモノづくり企業がそのプロセスを受け入れるために、まず、何を始めればよいのか?についての具体的な提言はまだなかったように思います。
浜松・遠州地域における未来のイノベーションを予見し、革新的なアプローチを共有する貴重な機会を提供できればと考えています。
皆様のご参加をお待ちしております。
オンライン Zoom 50名
参加費:無料
「FUSE Academia×GPI」フォーラムの新シリーズを開催いたします。
第1回目は、医療機器イノベーション教育の推進とスタートアップ支援に長く携われてこられた中尾浩治先生をモデレーターとしてお迎えし、光技術を例としてデザイン思考との出会いが、どのようなプロセスで新しい産業を創成するのか?そのためにどのようなエコシステムが必要か?の議論を、パネルディスカッション形式で行います。
このフォーラムにご興味をお持ちの多くの方が、浜松出身の医師であるスタンフォード大学の池野文昭先生のご講演を拝聴し、同大学で誕生したバイオデザインのプロセスに触れた経験をお持ちだと思います。
バイオデザインは、人材育成、スタートアップの創成、さらに、雇用の創出に成功したプロジェクトです。
人の命に関わる医療ではありますが、バイオデザインのプロセスが、エンジニア、モノづくり企業へ医療機器ビジネスへの重い扉を開いてくれたと感じています。
浜松のモノづくり企業においても、医療・ヘルスケア事業への新規参入を模索した経験をお持ちなのではないでしょうか。
自社が培ってきた高度な技術、例えば、レーザーを用いた金属加工や樹脂の微細加工技術が、今後の成長の予測されている医療・ヘルスケア事業で生かせればという期待があるはずです。
バイオデザインのプロセスは、優れていることは理解できても、浜松のモノづくり企業がそのプロセスを受け入れるために、まず、何を始めればよいのか?についての具体的な提言はまだなかったように思います。
浜松・遠州地域における未来のイノベーションを予見し、革新的なアプローチを共有する貴重な機会を提供できればと考えています。
皆様のご参加をお待ちしております。
■登壇者
伊藤博康先生
光産業創成大学院大学 学長
東京農工大学大学院修了、浜松ホトニクス株式会社中央研究所筑波研究センター長を経て、2023年より現職
八木雅和先生
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 未来医療学寄附講座 准教授
一般社団法人ジャパンバイオデザイン学会 プログラムダイレクター
2014年、Stanford Biodesign Global Facultyを修了し、ジャパンバイオデザイン学会立ち上げに参画、プログラムディレクター。医療機器開発の人材育成に従事するほか、スタートアップ支援、国内エコシステム構築のため行政事業にも参画。
池野文昭先生
スタンフォード大学 循環器科主任研究員
2001年よりスタンフォード大学循環器科で研究を開始。2014年よりStanford Biodesign Advisory Facultyとして医療機器分野の起業家育成に従事し、ジャパンバイオデザイン学会設立にも深く関与。医療機器開発に特化したベンチャーキャピタルであるMedVenture Partners のChief Medical Officer を兼務。
■モデレーター
中野浩治先生
ジャパンバイオデザイン学会特別顧問(医科学博士)
テルモ(株)元代表取締役元会長。医科学博士。テルモでは経営企画、M&Aなどを手がける。日本医療機器産業連合会の会長を務める。退任後、バイオデザインによる医療機器イノベーション教育、スタートアップ支援を行う。ART BASE 百島の設立に協力。
伊藤博康先生
光産業創成大学院大学 学長
東京農工大学大学院修了、浜松ホトニクス株式会社中央研究所筑波研究センター長を経て、2023年より現職
八木雅和先生
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 未来医療学寄附講座 准教授
一般社団法人ジャパンバイオデザイン学会 プログラムダイレクター
2014年、Stanford Biodesign Global Facultyを修了し、ジャパンバイオデザイン学会立ち上げに参画、プログラムディレクター。医療機器開発の人材育成に従事するほか、スタートアップ支援、国内エコシステム構築のため行政事業にも参画。
池野文昭先生
スタンフォード大学 循環器科主任研究員
2001年よりスタンフォード大学循環器科で研究を開始。2014年よりStanford Biodesign Advisory Facultyとして医療機器分野の起業家育成に従事し、ジャパンバイオデザイン学会設立にも深く関与。医療機器開発に特化したベンチャーキャピタルであるMedVenture Partners のChief Medical Officer を兼務。
■モデレーター
中野浩治先生
ジャパンバイオデザイン学会特別顧問(医科学博士)
テルモ(株)元代表取締役元会長。医科学博士。テルモでは経営企画、M&Aなどを手がける。日本医療機器産業連合会の会長を務める。退任後、バイオデザインによる医療機器イノベーション教育、スタートアップ支援を行う。ART BASE 百島の設立に協力。
【ちらし】2024年4月24日 第1回 FUSEアカデミア × 光産業創成大学院大学主催フォーラム[PDF:2.3MB]