起業・新規事業創成を目指している人へ それを支えようとする人へ / FUSEアカデミア × 光産業創成大学院大学フォーラム
この「FUSEアカデミア × 光産業創成大学院大学フォーラム」は
(1)スタートアップに果敢に挑戦する人材の発掘・育成
(2)それを支えるエコシステム創成
について考える機会として企画・開催します。
ものづくりの街 浜松の地で、どのようなエコシステムがあれば、
起業・新規事業創成を加速できるか?を議論できる場にしたいと考えています。
(1)スタートアップに果敢に挑戦する人材の発掘・育成
(2)それを支えるエコシステム創成
について考える機会として企画・開催します。
ものづくりの街 浜松の地で、どのようなエコシステムがあれば、
起業・新規事業創成を加速できるか?を議論できる場にしたいと考えています。
【終了しました】第5回 世界へ羽ばたけ「ものづくり」:
浜松のものづくりの価値を高める、戦略、ブランディング、マネジメント
日時:2023年11月13日(月)18:30~20:00
会場:Co-startup Space & Community FUSEイベントスペース
定員:50名
参加費:無料
第5回目のゲストスピーカーは、ピーター・ドラッカー経営大学院 教授 山脇 秀樹(やまわき ひでき)先生です。
このフォーラムに興味を持ってくださる方々は、浜松といえば、自動車、バイク、楽器、光・電子産業を思い浮かべられると思います。試しに“浜松といえば”とインターネットで検索してみてください。えっ、これかと驚く名産品が現れるはずです。
浜松のイメージはものづくりではなく、温暖で自然豊かなのです。
同様に、燕・三条両市、関市、鯖江市を検索すると、それぞれの工業製品の産地として紹介されています。
江戸時代から続く工業を継続・発展させている地方都市です。産地としてのブランディングは“良いものを高く売る”に貢献し、これらの都市のイノベーションに成功しているように見えます。
ブランディングの難しい多様性のあるものづくりの街である浜松のイノベーションには、別の戦略が必要であることは明らかです。
今回のフォーラムの講師をお願いする山脇秀樹教授(ドラッガー経営スクール・カリフォルニア州)には、国内外の“工業製品産地”と浜松の違いや、 “浜松といえば”というブランディングの必要性を解析いただきます。
その結果、浜松のものづくりの“のびしろ”を実感していただけると思います。“浜松といえば”のものづくりの街としてのブランディングが、“世界の課題解決のものづくりの街”として成長するためのヒントをいただけると思います。
会場:Co-startup Space & Community FUSEイベントスペース
定員:50名
参加費:無料
第5回目のゲストスピーカーは、ピーター・ドラッカー経営大学院 教授 山脇 秀樹(やまわき ひでき)先生です。
このフォーラムに興味を持ってくださる方々は、浜松といえば、自動車、バイク、楽器、光・電子産業を思い浮かべられると思います。試しに“浜松といえば”とインターネットで検索してみてください。えっ、これかと驚く名産品が現れるはずです。
浜松のイメージはものづくりではなく、温暖で自然豊かなのです。
同様に、燕・三条両市、関市、鯖江市を検索すると、それぞれの工業製品の産地として紹介されています。
江戸時代から続く工業を継続・発展させている地方都市です。産地としてのブランディングは“良いものを高く売る”に貢献し、これらの都市のイノベーションに成功しているように見えます。
ブランディングの難しい多様性のあるものづくりの街である浜松のイノベーションには、別の戦略が必要であることは明らかです。
今回のフォーラムの講師をお願いする山脇秀樹教授(ドラッガー経営スクール・カリフォルニア州)には、国内外の“工業製品産地”と浜松の違いや、 “浜松といえば”というブランディングの必要性を解析いただきます。
その結果、浜松のものづくりの“のびしろ”を実感していただけると思います。“浜松といえば”のものづくりの街としてのブランディングが、“世界の課題解決のものづくりの街”として成長するためのヒントをいただけると思います。
ピーター・ドラッカー経営大学院 教授 山脇 秀樹先生
略歴:
東京生まれ。 慶應義塾大学経済学部卒。ハーバード大学経済学博士号取得 (PhD)。1982年より(西)ベルリンの社会科学研究所、そしてベルギーのルーヴァン大学で産業組織論、競争戦略論、国際経営学の学問領域で研究・教職に専念。 2000年よりカリフォルニアのクレアモントカレッジズに移り、「未来をつくる」イノベーションを起こすための実践的な授業を開講する。2009年にパサディナのアート・センター・カレッジ・オブ・デザインと共同でデザイン思考を企業戦略に取り入れるプログラムを創設する。現職はピーター・ドラッカー経営大学院教授。 日本語の著書に『戦略の創造学―ドラッカー で気づき デザイン思考で創造し ポーターで実行する』『新しい顧客のつくりかたー見えない消費者をあなたのお客様に変える戦略』『15歳からの人生戦略―ドラッカー経営大学院教授の「未来をつくる授業」』(いずれも東洋経済新報社)がある。
東京生まれ。 慶應義塾大学経済学部卒。ハーバード大学経済学博士号取得 (PhD)。1982年より(西)ベルリンの社会科学研究所、そしてベルギーのルーヴァン大学で産業組織論、競争戦略論、国際経営学の学問領域で研究・教職に専念。 2000年よりカリフォルニアのクレアモントカレッジズに移り、「未来をつくる」イノベーションを起こすための実践的な授業を開講する。2009年にパサディナのアート・センター・カレッジ・オブ・デザインと共同でデザイン思考を企業戦略に取り入れるプログラムを創設する。現職はピーター・ドラッカー経営大学院教授。 日本語の著書に『戦略の創造学―ドラッカー で気づき デザイン思考で創造し ポーターで実行する』『新しい顧客のつくりかたー見えない消費者をあなたのお客様に変える戦略』『15歳からの人生戦略―ドラッカー経営大学院教授の「未来をつくる授業」』(いずれも東洋経済新報社)がある。
開催概要
開催日時 | 2023年11月13日(月)18:30~20:00 |
定 員 | 先着50名 ※オンサイトのみ |
参 加 料 | 無料 |
会場のご案内
Co-startup Space & Community「FUSE」
浜松市中区鍛冶町100−1 ザザシティ浜松中央館 B1F FUSEイベントスペース
浜松市中区鍛冶町100−1 ザザシティ浜松中央館 B1F FUSEイベントスペース
▶▶終了しました
【終了しました】第1回 起業実践を通じた光産業創成 - 起業の決意のキッカケと今後の光技術への夢 -
第1回目のゲストスピーカーは、パイフォトニクス㈱代表取締役社長 池田貴裕さんです。
浜松ホトニクス(株)に在職中、光産業創成大学院大学への留学。起業をし国内外の拡販を通して事業成長を続けています。
どのような経験を基に起業を決心し、起業で何が変わったか?今後、何を変えることが池田さんの夢かを語って頂きます。
浜松ホトニクス(株)に在職中、光産業創成大学院大学への留学。起業をし国内外の拡販を通して事業成長を続けています。
どのような経験を基に起業を決心し、起業で何が変わったか?今後、何を変えることが池田さんの夢かを語って頂きます。
【 略歴 】
2000年 徳島大学大学院 工学研究科 光応用工学専攻 修了、浜松ホトニクス(株)入社(中央研究所)
2004年 マサチューセッツ工科大学 客員研究員 派遣
2006年 光産業創成大学院大学 博士後期課程 入学、パイフォトニクス株式会社起業
2009年 光産業創成大学院大学終了(光産業創成博士)
光産業創成大学院大学 評議員(2010)経済産業省 始動 Next Innovator 2015 1期生、浜松市スタートアップ地域メンター (2023)
【 受賞歴(抜粋)】
・第20回 高柳研究奨励賞 (2006)、・第14回画像センシングシンポジウム 優秀学術賞 (2009)、・第5回産学官連携ビジネス大賞 最優秀賞 (2009)、・第9回 ニッポン新事業創出大賞 最優秀賞 経済産業大臣賞 (2014)、・SNBC 30周年記念 ニュービジネス 静岡県知事賞 受賞 (2019)、
・第35回 中日産業技術賞 中日新聞社賞 受賞 (2021)
2000年 徳島大学大学院 工学研究科 光応用工学専攻 修了、浜松ホトニクス(株)入社(中央研究所)
2004年 マサチューセッツ工科大学 客員研究員 派遣
2006年 光産業創成大学院大学 博士後期課程 入学、パイフォトニクス株式会社起業
2009年 光産業創成大学院大学終了(光産業創成博士)
光産業創成大学院大学 評議員(2010)経済産業省 始動 Next Innovator 2015 1期生、浜松市スタートアップ地域メンター (2023)
【 受賞歴(抜粋)】
・第20回 高柳研究奨励賞 (2006)、・第14回画像センシングシンポジウム 優秀学術賞 (2009)、・第5回産学官連携ビジネス大賞 最優秀賞 (2009)、・第9回 ニッポン新事業創出大賞 最優秀賞 経済産業大臣賞 (2014)、・SNBC 30周年記念 ニュービジネス 静岡県知事賞 受賞 (2019)、
・第35回 中日産業技術賞 中日新聞社賞 受賞 (2021)
【終了しました】第2回 これからのものづくり中小企業の生き残り戦略
―刃を研ぐか、ニーズを探すか、連携するのかー
株式会社クリスタル光学(滋賀県大津市)代表取締役専務である桐野宙治さんに話題提供をお願いしました。
クリスタル光学は、半導体やディスプレイ、蓄電池などの製造装置で用いられる超精密部品の受託製造を行っている会社です。
桐野さんはいわゆる後継者の立場ですが、様々なスタートアップの起業も経験されていて、現在もそれらの経営にかかわっています。
尚、桐野さんはジャパンバイオデザインのフェローシッププログラムも経験されています。
それらの経験が桐野さんの企業経営にどのような影響をあたえたのか?代表取締役としての立場で、
起業の目的や会社の将来像などを紹介していただけたらと思っています。
【略歴】
1998年3月 青山学院大学 大学院 理工学研究科 博士前期課程 修了
1998年4月 ㈱ディスコ入社
2001年10月 ㈱クリスタル光学入社
2008年11月 ㈱ツールバンク 起業 代表取締役就任
2012年3月 大阪大学 大学院 工学研究科 博士後期課程 修了
2013年4月~2019年3月 立命館大学 大学院理工学研究科 客員教授
2016年4月 公益財団法人 砥粒加工学会 理事(現職)
2018年1月 ㈱クリスタル光学 代表取締役就任
2018年10月-2019年8月 ジャパンバイオデザインフェローシッププログラム(大阪大学)に参加
2019年5月 ㈱クアトロメディカルテクノロジーズ 起業 代表取締役就任
2022年3月 ANAX Optics㈱ 起業 代表取締役就任
【受賞歴(抜粋)】
砥粒加工学会(論文賞 2報)、精密工学会論文賞、工作機械振興財団論文賞、
FA財団論文賞、ものづくり日本大賞特別賞、砥粒加工学会技術賞
クリスタル光学は、半導体やディスプレイ、蓄電池などの製造装置で用いられる超精密部品の受託製造を行っている会社です。
桐野さんはいわゆる後継者の立場ですが、様々なスタートアップの起業も経験されていて、現在もそれらの経営にかかわっています。
尚、桐野さんはジャパンバイオデザインのフェローシッププログラムも経験されています。
それらの経験が桐野さんの企業経営にどのような影響をあたえたのか?代表取締役としての立場で、
起業の目的や会社の将来像などを紹介していただけたらと思っています。
【略歴】
1998年3月 青山学院大学 大学院 理工学研究科 博士前期課程 修了
1998年4月 ㈱ディスコ入社
2001年10月 ㈱クリスタル光学入社
2008年11月 ㈱ツールバンク 起業 代表取締役就任
2012年3月 大阪大学 大学院 工学研究科 博士後期課程 修了
2013年4月~2019年3月 立命館大学 大学院理工学研究科 客員教授
2016年4月 公益財団法人 砥粒加工学会 理事(現職)
2018年1月 ㈱クリスタル光学 代表取締役就任
2018年10月-2019年8月 ジャパンバイオデザインフェローシッププログラム(大阪大学)に参加
2019年5月 ㈱クアトロメディカルテクノロジーズ 起業 代表取締役就任
2022年3月 ANAX Optics㈱ 起業 代表取締役就任
【受賞歴(抜粋)】
砥粒加工学会(論文賞 2報)、精密工学会論文賞、工作機械振興財団論文賞、
FA財団論文賞、ものづくり日本大賞特別賞、砥粒加工学会技術賞
【終了しました】第3回 地域発スタートアップをどのように生み出し、どのように育むか
~浜松のアントレプレナーとインキュベーターの成功の要諦に問答形式で迫る~
第3回目のゲストスピーカーは、元テルモ株式会社 代表取締役会長(生命医科学博士) 中尾 浩治(なかお こうじ)さんです。
中尾さんは、医療機器分野のキャリアを基に、医療機器イノベーションの総合起業教育プログラム(バイオデザイン)を広島大学で導入しました。このプログラムは東北大学、東京大学、大阪大学に続くものであり、既に9年目を迎えています。多くのベンチャー企業を育成し、成功したエグジットも多数あります。
現在、医療機器分野の企業やベンチャーを支援しており、社外取締役やコンサルティングなどの形で活動しています。私たちの教育プログラムに加え、これらの支援も行っています。
この講演は、起業を志す人々だけでなく、支援機関や医療機器分野で新たな事業創出を考えている企業の方々にも非常に役立つ内容です。今年の3月には、「デザイン思考と医療機器イノベーション」という書籍を出版しました。この書籍は中尾さんの教育の内容や実績をまとめたものであり、薬事日報社から発売されています。是非事前にご一読いただければ幸いです。
講演では、ベンチャー企業が直面する実際の課題について、事例を交えながらお話しするだけでなく、意見交換の場も設けたいと思っています。
中尾さんは、医療機器分野のキャリアを基に、医療機器イノベーションの総合起業教育プログラム(バイオデザイン)を広島大学で導入しました。このプログラムは東北大学、東京大学、大阪大学に続くものであり、既に9年目を迎えています。多くのベンチャー企業を育成し、成功したエグジットも多数あります。
現在、医療機器分野の企業やベンチャーを支援しており、社外取締役やコンサルティングなどの形で活動しています。私たちの教育プログラムに加え、これらの支援も行っています。
この講演は、起業を志す人々だけでなく、支援機関や医療機器分野で新たな事業創出を考えている企業の方々にも非常に役立つ内容です。今年の3月には、「デザイン思考と医療機器イノベーション」という書籍を出版しました。この書籍は中尾さんの教育の内容や実績をまとめたものであり、薬事日報社から発売されています。是非事前にご一読いただければ幸いです。
講演では、ベンチャー企業が直面する実際の課題について、事例を交えながらお話しするだけでなく、意見交換の場も設けたいと思っています。
【略歴】
医療機器メーカーのテルモ株式会社の代表取締役会長及び業界団体の日本医療機器産業連合会の会長を務める。テルモでは経営企画、M&Aなどを手がける。
退任後、バイオデザインという医療機器イノベーション教育を推進すると同時にスタートアップの支援を行う。同プログラムはMedTechイノベーションの起業を踏まえた総合人材教育。同教育導入のファウンダーであり推進者である。
現在は日本バイオデザイン学会の特別顧問。慶應義塾大学法学部卒業および早稲田大学先進理工研究科博士取得。
【書籍】
「デザイン思考と医療機器イノベーション」 ISBN: 978-4-8408-1611-3
中尾浩治・八木雅和共著/薬事日報社/2023.3/¥2,420)
誰もが世界の医療に貢献できる!! 医療機器イノベーションの手引書
大学・行政でのイノベーション教育や医療機器産業育成の参考書にも最適
Amazon・MARUZEN・紀伊國屋書店の他、電子書籍版での購入も可能です。
医療機器メーカーのテルモ株式会社の代表取締役会長及び業界団体の日本医療機器産業連合会の会長を務める。テルモでは経営企画、M&Aなどを手がける。
退任後、バイオデザインという医療機器イノベーション教育を推進すると同時にスタートアップの支援を行う。同プログラムはMedTechイノベーションの起業を踏まえた総合人材教育。同教育導入のファウンダーであり推進者である。
現在は日本バイオデザイン学会の特別顧問。慶應義塾大学法学部卒業および早稲田大学先進理工研究科博士取得。
【書籍】
「デザイン思考と医療機器イノベーション」 ISBN: 978-4-8408-1611-3
中尾浩治・八木雅和共著/薬事日報社/2023.3/¥2,420)
誰もが世界の医療に貢献できる!! 医療機器イノベーションの手引書
大学・行政でのイノベーション教育や医療機器産業育成の参考書にも最適
Amazon・MARUZEN・紀伊國屋書店の他、電子書籍版での購入も可能です。
【終了しました】第4回 バイオデザインで導き出す自社の強み
日時:2023年10月25日(水)18:30~20:00
会場:Co-startup Space & Community FUSEイベントスペース
定員:50名
参加費:無料
第4回目のゲストスピーカーは、テルモ株式会社のCTOオフィス所属の西内大祐(にしうちだいすけ)さんです。
西内さんには、デザイン思考やバイオデザインプログラムの企業内での活用例、その際の注意点についてご紹介いただきます。
企業の創業者は、自分が試行錯誤して作り上げた製品が、お客様の深い共感を得ることができた、つまり、イノベーションを作り出したことを経験しています。
若い人の自由な発想で失敗を恐れずに!と創業者にいってもらっても、モノと情報が溢れている今、そう簡単にはイノベーションを見つけることはできません。
“デザイン思考でイノベーション”。心地よい響きをもった言葉ではあるのですが、
「当社は既存事業を支える技術があるし、これから医療機器?壁が高いよ」
「テルモさん、そもそも医療機器メーカーじゃない?活用できるさ」
「大企業でしょ?うちの規模でデザイン思考なんて、とてもとても」
「バイオデザインはスタートアップ向けのプロセスでしょ。なんで大企業が」
など考えてしまうこともあるかと思います。
そこで本セミナーでは、若い人のモティベーションを下げかねないこれらの疑問に答えていただきながら、バイオデザインを道具として利用して、企業の強みがイノベーションを引き出す仕組みをご講演の中から探っていきたいと考えています。
・略歴
2002年 テルモ㈱ 糖尿病 研究開発部門
2009年 経営企画室
2011年 文部科学省研究振興局ライフサイエンス課
2013年 糖尿病 マーケティング
2016年 スタンフォードバイオデザイン講師養成講座
会場:Co-startup Space & Community FUSEイベントスペース
定員:50名
参加費:無料
第4回目のゲストスピーカーは、テルモ株式会社のCTOオフィス所属の西内大祐(にしうちだいすけ)さんです。
西内さんには、デザイン思考やバイオデザインプログラムの企業内での活用例、その際の注意点についてご紹介いただきます。
企業の創業者は、自分が試行錯誤して作り上げた製品が、お客様の深い共感を得ることができた、つまり、イノベーションを作り出したことを経験しています。
若い人の自由な発想で失敗を恐れずに!と創業者にいってもらっても、モノと情報が溢れている今、そう簡単にはイノベーションを見つけることはできません。
“デザイン思考でイノベーション”。心地よい響きをもった言葉ではあるのですが、
「当社は既存事業を支える技術があるし、これから医療機器?壁が高いよ」
「テルモさん、そもそも医療機器メーカーじゃない?活用できるさ」
「大企業でしょ?うちの規模でデザイン思考なんて、とてもとても」
「バイオデザインはスタートアップ向けのプロセスでしょ。なんで大企業が」
など考えてしまうこともあるかと思います。
そこで本セミナーでは、若い人のモティベーションを下げかねないこれらの疑問に答えていただきながら、バイオデザインを道具として利用して、企業の強みがイノベーションを引き出す仕組みをご講演の中から探っていきたいと考えています。
・略歴
2002年 テルモ㈱ 糖尿病 研究開発部門
2009年 経営企画室
2011年 文部科学省研究振興局ライフサイエンス課
2013年 糖尿病 マーケティング
2016年 スタンフォードバイオデザイン講師養成講座