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2023.10.11

「光」を国際共通概念としたフィンランドと浜松の交流~(OIE’23)2023年8月28日より5日間開催~

14回目の国際会議(Japan-Finland Joint Symposium on Optics In Engineering(OIE))が浜松市で開催されました。
この国際会議の特徴は「光」を国際共通概念として交流を行っている点です。
主催者(general chair)は本学の石井勝弘教授です。開催日は8月28日-9月1日までの5日間でした。
度重なる災難(コロナ禍や国際情勢)を乗り越え2年越しに開催されました。
フィンランドからはOulu大学・Alto大学等から多くの研究者が来日され、光計測・光加工・光集積回路等についてご講演をして頂きました。
また、日本からも全国から光の研究者の方々にご講演して頂き、多くの技術情報交換ができました。
学会URL:OIE2023
会議の晩餐会では、日本の文化の一つである日本舞踊が披露されました。
演舞者は、本学の学生の濱村様です。
舞は3つ披露されました。
特に3舞目は、日本のアニミズム的思想に強く基づく舞で、神力をもつ亀や鶴を崇め、困難な状況を何度も日本人が乗り越える物語でした。
近代の状況を考えるとフィンランドは地理的に多くの国に挟まれ否応なしに乗り越えなければならない困難な状況が続いています。
この舞は、日本とフィンランドの協力的な活動によりそれらの困難も乗り越えていけるというメッセージが込められているようでした。
その他の日本文化の共有として、フィンランドの方々に花の舞酒造見学・寺でのマインドフルネス等を体験して頂きました。
産業・学術・文化の3つの点で深い交流が行われました。次回のOIE国際会議は、フィンランドで開催されます。

こぼれ話:フィンランドにはフィンランド語という独自の言語があります。
言語区分的には、日本語に近いです(語順と綴り:動詞の位置が最後に来る場合がある・ローマ字読み可能なスペルが多数等)。
また、日本語と同じように多くの方言があり、内陸部における文化の継承力が高いです。
フィンランドにご興味を持たれた方は是非調べてみてください。

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