長谷川 和男 教授
ファイバーレーザーの高機能化
ファイバー端拡大図とHOFG
ファイバーレーザーの共振器鏡を、超短パルスレーザーにより直接利得ファイバのコアに作りこむ技術(HOFG: Higher-Order Fiber Grating)を開発。
共振器内に融着点が無く、従来法であるFBG(Fiber Bragg Grating)よりもレーザー発振モードの制御性が高い方式である。
高出力ファイバーレーザーのモード制御などに展開する。
文献:Appl.Opt.57(25)7314(2018).
共振器内に融着点が無く、従来法であるFBG(Fiber Bragg Grating)よりもレーザー発振モードの制御性が高い方式である。
高出力ファイバーレーザーのモード制御などに展開する。
文献:Appl.Opt.57(25)7314(2018).
加工特性に適したレーザー加工法を提案
ビームパターン制御光学系と入熱分布イメージ
レーザー加工プロセス毎に、加工特性に最適な加工ヘッドを設計・製作することで、レーザー加工の付加価値を創造する。独自の技術でビームパターンを改良し、入熱分布を制御する技術などに展開する。
文献:特許第06441788号
文献:特許第06441788号
太陽光励起レーザーとエネルギー利用
太陽光励起レーザーと小型ロッド
太陽光励起ファイバーレーザー、小型ロッドレーザーの開発を通じて、レーザーのエネルギー変換利用を目指した。
透明セラミックス技術を利用し、太陽光励起レーザーの特性にマッチした利得媒質の設計を行い、太陽の追尾精度を緩めることに成功した。
開発過程で蓄積された技術を小型固体レーザーの高性能化、レーザー加工用光源にも展開する。
文献:Opt.Exp. 20(6),5891 (2012), Opt.Exp. 23(11), A516 (2015). JJAP56,08MA07(2017). JJAP57, 042701(2018).
透明セラミックス技術を利用し、太陽光励起レーザーの特性にマッチした利得媒質の設計を行い、太陽の追尾精度を緩めることに成功した。
開発過程で蓄積された技術を小型固体レーザーの高性能化、レーザー加工用光源にも展開する。
文献:Opt.Exp. 20(6),5891 (2012), Opt.Exp. 23(11), A516 (2015). JJAP56,08MA07(2017). JJAP57, 042701(2018).
キーワード
- レーザー技術 高出力ファイバレーザー・固体レーザー、短パルスレーザー、半導体レーザー、微小光学部品設計・製作、レーザーシステム、光計測
- レーザー加工技術 加工ヘッド、加工システム、加工用治具開発、切断、穴あけ、溶接、表面改質