特任教授 中村 重幸

中村 重幸
Shigeyuki Nakamura
光半導体センサ技術をベースに、
新たな社会ニーズに挑戦
特任教授 / 工学士 静岡大学 

専門分野

  • フォトンカウンティング法による微弱光の計測                            医療・産業用途向けセンサ応用の開発
  • フォトン1つから時間計測
  • フロントエンド回路からソフトウェア開発まで

対応事項

  • 技術相談(計測手法、センサ選択、周辺回路、信号処理)
  • 講義(半導体センサ・センサ応用技術、フォトンカウンティング、時間計測回路)

メッセージ

仕事は楽しく!開発からビジネス化まで、挑戦を楽しみましょう。

フォトンカウンティング法による微弱光検出

光を媒介とした、物理現象の情報を得る手法において、少ない、場合によっては、1つのフォトンからどれだけの情報を得られるかが求められます。少ないフォトン数を示す微弱光という言葉は、フォトンカウンティングとなり、その領域で、どれだけの情報量を得られるかが差別化になります。要するフォトン数が少なくて良いと言う事は、低エネルギー、低被爆、高SN、高画質に直接つながっています。

さらには、それは単純にセンサのみの性能で決まるわけでは無く、光学系や初段回路、さらには計測系としての最適化も行わなければ、競争力のある製品にはなりえません。
これまで40年あまりのセンサおよび応用製品開発の経験を基に、センサとセンサ応用技術を用いて、新しいビジネスモデルの構築について探求していきます。

半導体センサ(ガンマ線・可視領域・赤外線センサ)の開発と応用研究

ガンマ線、可視領域、赤外センサの開発と応用研究

ガンマ線領域から赤外線領域に渡る、幅広い半導体センサおよび応用回路の開発に従事してきました。シリコンを使用した微弱光用センサとしてのAPD応用から始まり、赤外領域での極微弱光計測、ガンマ線1フォトンからpsレベルの時間情報を取得する医療用診断装置まで、様々な応用機器を実現してきました。今後は、さらに新しいアプリケーションに向けて、新しいビジネスの立上げによって社会貢献を果たします。

開発事例

  • 赤外天文衛星用InSbアレイセンサ(1995年打上)
  •  道路インフラ用車両検知ユニット
  •  半導体スペクトルサーベイユニット(2012年頃)
  •  CT用高精度データ収集ユニット
  •  TOF(Time of Flight)PET用検出ユニット(2018年頃)
  • その他、医用・産業用センサとして、数多くの特定顧客向けにセンサ応用製品を開発・設計

主要な学術研究・社会貢献活動

センサ技術応用を計測方法からコンサルティング等

アプリケーションに応じたセンサ選定と活用方法、並びに、システム構築、などに関するアドバイス

It’s NEW

前職で手掛けていた医療機器が、順調に台数も増え、社会貢献が進んでおります。

キーワード

  • CT、PET、LIDAR、フォトンカウンティング
  • 半導体センサ、フォトダイオード、APD、SPAD、イメージセンサ、アナログ・デジタル回路
  • ガンマ線、X線、可視、近赤外、検出、イメージング
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