特任教授 水野 誠一郎
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水野 誠一郎
Seiichiro Mizuno
光半導体センサ技術をベースに、新たな社会ニーズに挑戦
特任教授 / 工学士 静岡大学 / IEEEシニアメンバー
専門分野
- 医療・産業計測用途向けセンサのCMOSアナログ・デジタル混在回路設計
- IoT分野への応用技術開発
- 専用ソフトウエア・ハードウエア開発
対応事項
- 技術相談(センサ活用について)
- オンライン講義(アナログ回路基礎講座など)
匂いセンシング、等、IoT用センサ設計
少子高齢化が進む日本において、農業などの第一次産業を中心に、生産人口の減少という問題に直面しています。また、医療において遠隔地の患者さんの病状深刻化を防ぐため、直接病院を訪れることなく診断を可能とするリモート診断に世の注目が集まっています。
それらの問題解決を支える切り札として最も重要な点は、センサ技術をIoT(Internet of Things)の仕組みの中に如何に上手く取り込むことができるか、ということです。
これまで40年あまりのセンサ開発やソフトウエア開発の経験を基に、IoTを中心としたビジネスモデルの構築について探求していきます。
それらの問題解決を支える切り札として最も重要な点は、センサ技術をIoT(Internet of Things)の仕組みの中に如何に上手く取り込むことができるか、ということです。
これまで40年あまりのセンサ開発やソフトウエア開発の経験を基に、IoTを中心としたビジネスモデルの構築について探求していきます。
半導体CMOSアナログ・デジタル混在回路技術を使ったセンサ開発
可視領域、及び不可視領域(X線、赤外)センサの開発とディープラーニング応用検討
これまで、30年以上、半導体CMOS技術を応用した、センサICの回路開発に従事。特に、X線を使った医用診断装置向けを中心に、様々な産業分野用途のセンサを実現してきました。今後さらに、ディープラーニング技術との組み合わせに依り、“診る”だけでなく、“予測”の実現により、社会貢献を果たします。
開発事例
- 原子吸光方式分光分析装置器向け CMOSアナログセンサ回路開発(1995年)
- 宇宙開発事業団(旧・NASDA)向け スペースシャトル搭載用海水型水棲動物実験のためのセンサIC開発
(1998年向井千秋さん搭乗時に使用)(1998年) - 医用フラットパネルのためのCMOSワンチップ・イメージセンサ開発(当時、世界最大サイズ)
専用X線センサ(12cm×12cm)を開発(2000年頃) - 東大工学部計数工学科・石川正俊研究室向け ビジョンチップ開発(2000年頃)
- その他、医用・産業用センサとして、数多くの特定顧客向けにCMOS回路を開発・設計
主要な学術研究・社会貢献活動
主に中小企業を対象とした、センサ技術応用のコンサルティング、等
アプリケーションに応じたセンサの活用方法、並びに、システム構築、などに関するアドバイス
It’s NEW
NHKおはよう日本「かおりカメラ」(豊橋技術科学大学と共同開発)(2018)
豊橋技術科学大学・澤田教授提唱のpHセンサ産業化に取り組み、その応用過程で、「匂いセンサ」を実現。その内容が、NHKの目に留まり、全国に放映されました。
キーワード
- CMOSイメージセンサ、CMOSアナログ・デジタル混在ASIC、などの設計
- X線領域、可視領域、近赤外線領域、などのイメージング解析
- IoTシステム構築、ディープラーニング解析