ごあいさつ
理事長 晝馬 明
光の応用で新しい産業を
20世紀はアインシュタインが新しい“光”の形を見つけることから始まりました。光は波と粒子の性質を持つ“光量子(フォトン)”であることが明らかにされ、さらに、全ての物質も同じ性質をもつ“量子”であることが明らかになりました。光の速度に関する洞察からアインシュタインは相対性理論も生み出し、質量、エネルギー、重力の関係を解明し、宇宙の起源にも迫ることができるようになりました。1960年に発明されたレーザーは光の生成と利用に画期的な進歩をもたらし、光技術は21世紀の革新を担うキーテクノロジーになっています。
本学は、『今世紀における光技術の重要性を認識し、光技術を使った日本発の新しい産業を創成するために、社会が求めるニーズをもって新産業創成を志す人材を養成する』という初代理事長晝馬輝夫の思いから、光技術のリーディングカンパニーである浜松ホトニクス株式会社とものづくり企業が集まって2004年に設立されました。
最終製品の生産に向けて多くの企業が参画する「ピラミッド型」の産業に対し、光産業は先端光技術の提供により、医療、農業、エネルギー、情報、加工などの広い産業領域に新たな展開を生み出す「逆ピラミッド」型であり、その応用領域は日々広がっています。ここでは、“HOW”(どのように)ではなく“WHAT”(何をするか)を考え、新しい“事”に取り組む精神が大切です。
多くのベンチャーが生まれ育ったこの浜松が光のメッカとなることを目指し、静岡大学、浜松医科大学、光産業創成大学院大学、浜松ホトニクスが『光の尖端都市HAMAMATSU』を2013年に宣言しました。
起業家精神を持つ方々が世界中から浜松に集まり、新しい“事”に取り組むベンチャー群が新たな産業を創り出していく街を目指しています。本学は、多くの方々と連携し、光の新しい応用を開拓し、新産業創成に尽力したいと考えています。
20世紀はアインシュタインが新しい“光”の形を見つけることから始まりました。光は波と粒子の性質を持つ“光量子(フォトン)”であることが明らかにされ、さらに、全ての物質も同じ性質をもつ“量子”であることが明らかになりました。光の速度に関する洞察からアインシュタインは相対性理論も生み出し、質量、エネルギー、重力の関係を解明し、宇宙の起源にも迫ることができるようになりました。1960年に発明されたレーザーは光の生成と利用に画期的な進歩をもたらし、光技術は21世紀の革新を担うキーテクノロジーになっています。
本学は、『今世紀における光技術の重要性を認識し、光技術を使った日本発の新しい産業を創成するために、社会が求めるニーズをもって新産業創成を志す人材を養成する』という初代理事長晝馬輝夫の思いから、光技術のリーディングカンパニーである浜松ホトニクス株式会社とものづくり企業が集まって2004年に設立されました。
最終製品の生産に向けて多くの企業が参画する「ピラミッド型」の産業に対し、光産業は先端光技術の提供により、医療、農業、エネルギー、情報、加工などの広い産業領域に新たな展開を生み出す「逆ピラミッド」型であり、その応用領域は日々広がっています。ここでは、“HOW”(どのように)ではなく“WHAT”(何をするか)を考え、新しい“事”に取り組む精神が大切です。
多くのベンチャーが生まれ育ったこの浜松が光のメッカとなることを目指し、静岡大学、浜松医科大学、光産業創成大学院大学、浜松ホトニクスが『光の尖端都市HAMAMATSU』を2013年に宣言しました。
起業家精神を持つ方々が世界中から浜松に集まり、新しい“事”に取り組むベンチャー群が新たな産業を創り出していく街を目指しています。本学は、多くの方々と連携し、光の新しい応用を開拓し、新産業創成に尽力したいと考えています。
実践を通して「光」の起業家・事業家を育成
本学は、人類の未知未踏に挑戦しながらも、「光」科学技術を駆使して、新たな産業を創成できる人材育成を目指します。
「光」科学技術は、生命現象解明から医療、エネルギー開発、工業における計測や加工、農林水産業支援、あるいはサービス産業展開などに広く用いられ、今の世の中において必要不可欠な要素となっています。そのような「光」を用いることで、浜松から、あるいは日本から世界に向けて新たな産業を発信します。さらに、その新たな産業を創り出す人材を本学から世界に向けて送り出します。
本学は、2013年に行った「光尖端都市宣言」に基づき、地域の大学や企業、行政や金融機関と連携して、浜松を世界における「光」科学技術の中核都市に発展させることに寄与します。
本学は、2013年に行った「光尖端都市宣言」に基づき、地域の大学や企業、行政や金融機関と連携して、浜松を世界における「光」科学技術の中核都市に発展させることに寄与します。