【 新着 】verbal and dialogue株式会社 森川 善基さん

verbal and dialogue株式会社 
森川 善基
さん
Photonics Challenge2026 ファイナリスト


本コンテストを通じて、サービスの具体化や専門家との連携拡大、企業への提案・検証が進展。
現場起点のDXとして、工事写真業務のさらなる変革を推進している。
   事業化の進展     販路開拓   
  人脈づくり         認知知度向上  

 

工事写真業務丸投げサービス『Cheez』で、写真整理・台帳作成など現場に残る事務作業を外部化

― 事業の内容を教えてください。
建設現場で発生する工事写真業務を、撮影ルールの設計から写真整理・分類、写真台帳や提出用成果物の作成、修正・確認まで一気通貫で支援する「Cheez」を提供しています。単にアプリを提供するのではなく、AIと人による確認、業務設計、BPOを組み合わせ、現場担当者が写真整理や帳票作成に費やす時間と負担を減らすことを目指しています。
―  本事業の対象顧客を教えてください。その顧客のどんな課題を解決するのですか?
主な対象は、工事写真の撮影・整理・台帳作成・提出が必要な建設会社、設備工事会社、施工管理部門などです。写真枚数が多い、現場ごとにルールが異なる、写真整理や台帳作成が属人化している、提出直前の修正対応に時間がかかる、といった課題を、業務そのものをまとめて引き受けることで解決します。
― 類似の事業との違いはなんでしょうか。
一般的な写真管理アプリやAI分類ツールとの違いは、ソフトウェアを導入してお客様自身に作業していただくことをゴールにしていない点です。Cheezは、現場ごとの運用設計、撮影ルール、AIによる整理、人による確認、台帳・帳票作成、修正対応までを組み合わせ、「完成した仕事」を提供するBPO型のサービスとして設計しています。
― 光技術をどのように活用していますか。
出発点は「ニーズ先行型」です。現場で撮影された写真という視覚情報をAIで認識・整理し、人による確認と組み合わせて成果物へつなげています。Photonics Challengeへの参加を通じ、画像・視覚情報を扱う業務をどこまで自動化・高度化できるかという観点を深める機会になりました。
― 参加しようと思ったきっかけは何ですか
建設現場の写真業務という具体的な課題を、外部の専門家や異なる領域の視点から検証し、事業としてさらに磨き込みたいと考え応募しました。技術そのものを競うだけではなく、技術を実際の顧客課題や事業にどう結び付けるかを問う場であることにも魅力を感じました。
― メンタリングの効果はありましたか?
自分たちが当然だと思っていた説明を見直し、「誰の、どの課題を、どのような価値で解決するのか」を第三者に伝わる形へ整理する機会になりました。技術の説明だけでなく、顧客価値や事業としての見せ方を考え直すきっかけになりました。
― 参加して、良かったことを教えてください
普段接点の少ない技術・事業領域の方々から意見をいただき、自社の事業を別の角度から見直せたことです。また、最終審査会で限られた時間の中で事業を伝える経験を通じ、Cheezが解決する課題と提供価値を改めて言語化できました。
― これからPhotonics Challengeの参加を検討される方にメッセージをお願いします
Photonics Challengeは、技術の新しさだけでなく、それを誰のどんな課題に結び付け、事業としてどう届けるかを考え直す機会になると思います。まだ完成していない段階でも、具体的な課題と挑戦したい理由がある方にとって、自分たちの事業を外から見直す良い機会になると思います。
― 今後のビジョンをお聞かせください
今後は、工事写真の整理だけにとどまらず、撮影前の運用設計から、整理・確認、写真台帳、提出用完成図書まで、工事写真に関わる一連の業務をより広く任せられるサービスへ発展させていきます。AIだけで完結させるのではなく、AIと人の確認を適切に組み合わせながら、現場ごとの例外にも対応できる仕組みをつくり、建設現場の事務負担を継続的に減らすことを目指しています。
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